松平健、神宮花火大会で「マツケンサンバ２」熱唱「マジーも一緒に踊ってくれたと思う」

ノリノリのステージで会場を盛り上げた松平健（撮影・たえ見朱実）

＜神宮外苑花火大会＞◇10日◇神宮球場、秩父宮ラグビー場

神宮外苑花火のステージに芸能生活50周年の松平健（70）が2年ぶりに帰ってきた。

「次は松平健さんです」と司会から紹介をされると会場に大きな拍手が沸き起こった。

ライブは「マツケン・マハラジャ」でスタート。アラビアンナイト風のきらびやかな衣装で登場すると大歓声が沸き起こった。その後に愛を描いたデュエット曲「心の絆」をしっとりと歌い上げた。

あいさつでは「今回で5回目の出演です。20年前に初めて出て歌った『マツケンサンバ2』がヒットしました。あれから20年。記念すべきこの花火大会でまた歌えます。この後に『マツケンサンバ3』と『マツケンサンバ2』を歌いますから、どうぞ楽しんでください」。

早着替えで和服にチョンマゲ頭になると「オーレ、オーレ」と「－3」を歌い始めた。10人の腰元ダンサーズを従えて、軽快に踊り、歌い、舞う。その後に再び早着替えで、今度は金ピカの和服になると会場のボルテージは最高潮に達した。軽快に腰を振り、ステップを踏んだ。「♪マ・ツ・ケ・ン・サ～ンバ～」の声に合わせて会場が1つになって「オレッ」と声を合わせた。

ライブの後は満面の笑みで「もっと歌いたかったね」。20年前に「マツケンブーム」を巻き起こした「マツケンサンバ2」の曲振り付けをしたのが今年5月に77歳で死去したダンサー真島茂樹さん。「今日も一緒に踊ってくれていたと思います」と笑顔で話した。