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野口健氏「救助隊をタクシー扱い」の登山者に私見「料理中に指を火傷しヘリを呼んだ人がいた」

日刊スポーツ / 2024年8月11日 9時40分

野口健氏(2023年撮影)

アルピニスト野口健氏(50)が9日までにX(旧ツイッター)を更新。富士山で警察や消防への救助要請が相次いでいることについて、私見を示した。

野口氏は、富士山登山者の救助要請が多発し、中にはルートを外れたりしていないものの「疲労困憊(こんぱい)で不安」という理由の通報で、救助隊が出動したケースなどを伝えた記事を引用。「『救助隊をタクシー扱い』は以前から富士山に限らず問題視されていたこと。県警レスキューは原則無理ですが、もう有料にすべき」と記した。

また「富士山ではないのですが、テントの中で料理中に指を火傷しヘリを呼んだ人がいたのだと。山小屋の方から聞きましたが唖然としてしまった」と、自らが聞いたエピソードも披露した。

富士山では今年から、山梨県側の登山道「吉田ルート」で時間帯による入山規制を行ったり、登山者の1日当たりの上限を設けるなどして、登山者の数については一定の効果が出ていると伝えられている。一方、外国人観光客や軽装の登山客なども多く、事故や救助事案なども後を絶たない状況が続いている。

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