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水木しげるさん生前の言葉伝える投稿削除「タイミングが不適切」と指摘 長崎平和式典の直後

日刊スポーツ / 2024年8月11日 13時26分

水木しげるさんの遺影(2016年1月撮影)

「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる漫画家の水木しげるさん(15年死去)の作品の管理や発信などを行っている水木プロダクションは11日までに、水木さんの生前の言葉を伝えたX(旧ツイッター)の投稿について「投稿のタイミングが不適切」との指摘があったとして、削除したことを明らかにした。

水木プロダクションは「水木しげるの言葉についてのポストにつきまして」と題した文面をアップ。「投稿の意図としましては、終戦の日が近づく中、長崎の平和祈念式典に関する報道を拝見し、世界で様々な争いが起きている状況を憂い、水木しげるの想いと言葉をお伝えしたいというものでした」と説明した上で「投稿のタイミングが不適切であるというご指摘を社内外から受けましたため削除いたしました」と報告。「ご迷惑をおかけした皆様には謹んでお詫び申し上げます」と、プロダクション代表取締役の原口智裕氏の名義で謝罪した。

削除された投稿では、鬼太郎の父であるキャラクター「目玉おやじ」の絵と共に「けんかはよせ 腹がへるぞ」との水木さんの生前の言葉が記されていた。

また、その2日前には、原口氏と妻の尚子氏のインタビュー記事内で子供向け作品と大人を対象にした作品について言及している部分などについて、一部の読者から「特定の作品を貶めている」との指摘が届いていることを報告する文面をアップ。「とても驚いていると共に残念に思っています」とした上で、水木氏の作品は「どれ一つを取っても大事な作品です」などと真意を説明していた。

水木さんは20代の時に太平洋戦争に徴兵され、最前線のラバウルに出征。空襲による大けがで左手を失ったが生還し、その後は著書などで戦争の悲惨さや実体験などを訴えた。

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