萱和磨「あっ、パリもだし、東京も」五輪選考会鉄棒補助２回忘れられたオチ、きれいに着地

帰国会見後、金メダルを手に笑顔で記念撮影に納まった体操男子の前列左から萱、岡、橋本、谷川、杉野（2024年8月8日撮影）

パリオリンピック（五輪）で大逆転で金メダルを獲得した男子体操の萱和磨主将（27）と橋本大輝（23）が13日、フジテレビ系「ぽかぽか」（月～金曜午前11時50分）に緊急生出演した。萱が鉄棒につかまる際に補助を忘れられたことがあると告白した。

火曜レギュラーで声優花澤香菜（35）から「すごい気になったんですけど、鉄棒の『こうやるときに』支えてくれる方、いるじゃないスか。きっとめっちゃ緊張するだろうな、って。ちょっとコショコショ、ってなったら…ヒヒヒってなりそう」とイラスト入りでの質問をした。

意外にも萱も橋本も「○」の札を即座にあげた。MCハライチ澤部佑（38）からは「えっ、あっ、マル？」と驚いた声。予想外の事態に花澤は「わっ、うれしい」と拍手をした。

その理由について、萱は「僕のコーチが五輪選考会の最後の鉄棒をあげ忘れたことがある」と語った。澤部は「えっ、どゆこと」と驚きの声をもらした。萱は「緊張しちゃってて先生も…僕もこれで五輪決まるってヤツに、30秒間イメージトレーニングできるんです。30秒以内に鉄棒つかまなきゃいけない。20秒ぐらいなっても…あれっいない？」と振り返りながら、当時の心境を思い返した。

澤部も「ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ…過ぎちゃったら失格というか」と絶叫。萱は「減点になっちゃうんで、先生、先生、って言って、なんとか間に合ったんですけれども」と話した。MCハライチ岩井勇気（38）から「ドキドキしたよね」と振られて、萱は「逆にリラックスできましたね。もう大丈夫だ、これ以上悪いことはない、って。これは笑い話で」と話した。

澤部が「これ、選考会で」と聞くと、萱は「あっ、パリもだし、東京も、ですね。2回ぐらい」とエピソードにきれいなオチをつけて着地させた。