パリ五輪柔道女子48キロ級Ｖ角田夏実、ともえ投げ極意を「ひるおび」で実演「足の指で道着を」

笑顔で金メダルを披露する角田夏実（2024年7月27日撮影）

パリ五輪柔道女子48キロ級金メダリストの角田夏実（32＝SBC湘南美容クリニック）が15日、TBS系「ひるおび」（月～金曜午前10時25分）に出演。頂点を極めた得意技のともえ投げを実演した。投げ方は100通りあるという。「足の指で道着をつかんで、相手の骨盤をコントロールする」との極意も明かした。

今回の五輪は、「ともえと十字（腕ひしぎ十字固め）で行くと決めていた」と話した。相手の受け方を研究しながら、方法も増やしたとした。世界ジュニア44キロ級銀メダルの柔道経験者でもあるTBSスタッフを相手に、さまざまな組み方でのともえ投げから腕ひしぎ十字固めという連動技をスタジオで披露した。

目の前で見ていた96年アトランタ、00年シドニー、04年アテネと男子60級3連覇の野村忠宏（49）は、「1つの技でここまで極めるのは特殊な技能」と評した。9月7日には角田と柔道のイベントに参加するという。「ともえ投げを受けてみたい」と話していた。