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ASD告白のたいぞう、島田紳助さんの助言を胸に障がい者アート展に全力投球

日刊スポーツ / 2024年8月16日 13時58分

障がい者アート展の取材会に出席したたいぞう(撮影・阪口孝志)

お笑いタレントで画家のたいぞう(50)が16日、大阪市のLAUGH&PEACE ART GALLERYで開幕した「こだわりストたちの世界-たいぞう×Abeille‘sアーティストコラボ展2024-」(25日まで)の取材会に出席した。

大阪府障がい者芸術・文化大使を務めるたいぞうが、「障がい者アートをもっと世に広めたい」との思いから実現した障がいのあるアーティストとのグループ展示展。芸術家プロダクション「アベイユ」に所属するこだわりの強い個性的な8人のアーティストとコラボし、「仲間たち」をテーマに多様性を認め合い、寛容な世の中であることに願いを込めている。

たいぞうは昨年10月、自閉スペクトラム症(ASD)であることが判明。障がい者手帳3級の認定を受けた。

「障がいと分かって『こんだけ人に支えられてんのやな』ってのが分かった。いろんな人たちが支えてくれてるから、今まで芸人もできたし、絵も描けてる。今回は障がい者になったからの目線。支えてくれてる人を中心に書きたい気持ちがあったので、それをテーマに描きました」

もともと、人前で話すことも苦手だったが、「吉本に入ってお笑いをしたから、しゃべるスキルも上がった。吉本には感謝しかない」。さまざまな感謝を絵に込めている。

今後に向けては「絵で人を笑顔にしたい。全国を回って、各地の障がいの方に会って勇気を与えたい。世界にも行きたい」と夢は大きい。来年は大阪・関西万博が行われることもあり、万博に絡んだ作品にも意欲的かと思いきや、「必要とされるならやりたいですけど、大きいところも小さいところも関係なく自分を出したい」

その思いの裏には大先輩の言葉があった。

「昔、漫才をやってて、商店街のお仕事を私服でやったんですよ。次の日に(島田)紳助さんの番組であいさつしたら『昨日、お前商店街の仕事で手抜いとったやろ?』と言われました」

紳助さんの友人がたまたま、たいぞうの漫才を見ており、それを聞いた紳助さんから「手抜いたらあかんで。お前みたいな不器用なやつは全国ネットやろうが地方の商店街やろうが一生懸命やらな。誰が見とるかわからんのやから」と言われたという。

たいぞうは「それが19歳か20歳の時。だから、別に万博だろうがこうしたギャラリーやろうが同じ力でやりたい」。カンテレ「紳助の人間マンダラ」など多くの番組に呼んでくれた紳助さんの助言を今も大切にしている。

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