大竹まこと「経済格差心配せずに来てしまった」不出馬岸田首相に「検討しますという言葉ばかり」

大竹まこと（2022年9月撮影）

タレントの大竹まこと（75）が16日、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」（月～金曜午後1時）に出演。9月の自民党総裁選に立候補しない意向を固めた岸田文雄首相について言及した。

大竹は岸田首相に「給料が変わらない時代が続いたんだから、本当だったらこの格差を何とかしなくちゃいけないはず。それをやってほしかった。あまり経済格差を心配せずに来てしまった」とした上で「その代わりに防衛費などの事には一生懸命だった」とねぎらった。

続けて「岸田さんは経済問題や社会問題に対して『真摯（しんし）に受け止めます』『検討します』という言葉ばかりが頭に残ってしまって、何がどうしたという話になっていない」とも指摘。金曜パートナーの壇蜜も「検討士と呼ばれていましたからね」とつぶやいた。

7月に行われた都知事選にも触れ「自公が都知事選であれだけ票を獲得したけど、それでも無名の石丸さんが165万票も取ったという意味合いからも、不満の声は石丸さんが抱え込んだ感じがある。自民党は今までと同じ事をまだやるのかという感じ」とコメントした。