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チェ・ジウが台風7号接近の中、18年ぶり映画宣伝で来日「天候に恵まれない中」観客気遣う

日刊スポーツ / 2024年8月16日 19時45分

韓国映画「ニューノーマル」初日記念プレミアムイベントに登壇したチェ・ジウ(撮影・村上幸将)

韓国の女優チェ・ジウ(49)が、7年ぶりの映画復帰作「ニューノーマル」(チョン・ボムシク監督)の日本公開を受けて来日し、16日に都内で行われた初日記念イベントに登壇した。

7月に、出演中のTBS系ドラマ「ブラックペアン シーズン2」(日曜午後9時)のイベントに参加したが、映画の宣伝での来日は、06年の「連理の枝」以来18年ぶり。「こんなに時間がたったと気付かなかった。新作で皆さんにごあいさつできて、うれしい」と喜んだ。

「ニューノーマル」は、昨年10月の韓国での公開から10カ月をへたが、チェ・ジウは日本での公開が決まると、日本の配給から熱烈なオファーを受けて先々週に来日を決断。台風7号が関東に接近する中だったが「皆さんに久しぶりにごあいさつできるので、うれしさで、心臓がずっと高鳴っています」と、日本のファンを思い、舞台に立った。檀上では「天候に恵まれない中、来てくれて」と、まず観客を気遣った。

劇中で、女性ばかりを狙う連続殺人事件が多発するソウルのマンションで1人暮らしする女性ヒョンジョンを演じた。2002年(平14)のドラマ「冬のソナタ」や03、04年の「天国の階段」で日本に韓流ブームを巻き起こし、ロマンス作品に出演するイメージが強い“ジウ姫”だが、今作で演じたのは、正反対の冷ややかな、笑えない女という役どころだ。

最初に台本を読んで「なぜこの作品を私に?」と疑問が浮かんだという。18年の結婚、19年の妊娠、20年の出産のブランクで演技への不安もあったというが「新たな一面をお見せできそう」と出演を決めたという。檀上のトークで、出演を決めた理由について聞かれ「まずはシナリオが本当に面白い。ただ怖いだけではなく奇抜だった」と作品に魅力を感じたと明かした。一方で「この役を私に演じられるか不安だった。私にとって初めての役だったから」と、不安もあったと吐露した。

出演の決め手は、韓国ホラー歴代興行収入2位を記録した18年「コンジアム」を手がけ“Kホラーの巨匠”と呼ばれるチョン・ボムシク監督が、最新作でサスペンス・スリラーに挑むことだった。チェ・ジウは「監督の前作を見て、韓国で評価された作品を撮られた方。100%信じて出演を決めました」と全幅の信頼を、改めて口にした。

司会の、みんしるから「美しさが変わらない」と称賛されると「本当ですか?」と日本語で答え、客席を沸かせた。「こんにちは。本当に、久しぶりです」などと、可能な限り日本語であいさつし、日本の観客に愛を振りまいた。「これから、頻繁に、皆さんと、たくさんお会いする機会が増えたら、うれしい」と再来日に期待を持たせた。

◆「ニューノーマル」 ソウルでは女性ばかりを狙う連続殺人事件が多発し、世間を賑わせていた。ある日、マンションで1人暮らしをしているヒョンジョン(チェ・ジウ)の元に火災報知機の点検をしに来たという中年の男性が訪ねてくる。ずうずうしく家の中に入ってくる怪しげな男性に不安を覚えるヒョンジョン。一方、デートアプリでマッチングした相手と待ち合わせをしているヒョンス(イ・ユミ)の元には、思いも寄らない人物が現れる。交差する2つの出来事が予想だにしない結末を巻き起こす。チェ・ジウはじめ主エンジンは豪華で、Netflixシリーズ「イカゲーム」で世界的な人気を集めたイ・ユミ(30)は、人とのつながりを望む平凡な20代女性ヒョンスを演じた。韓国の男性グループSHINeeのミンホ(32)は、つながりを求める孤独な大学生「フン」を、Block BのP.O(ピョ・ジフン=31)は今作で映画がデビューを果たした。劇中では、ロマンスに没頭するあまり、ストーカーに変貌する20代の青年ギジンを演じた。

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