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倉田真由美氏「地震の前に人間は無力という諦観が必要」なんとかできるは「おこがましさの現れ」

日刊スポーツ / 2024年8月16日 22時57分

倉田真由美(2020年2月撮影)

漫画家倉田真由美氏(53)が16日、自身のX(旧ツイッター)を更新。南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)に伴う防災上の呼びかけについて、大地震などの異常な現象が観測されなかったとして15日に午後5時に終了したことについて私見を述べた。

南海トラフ地震臨時情報を受け、和歌山の南紀白浜ビーチが一時的に閉鎖して5億円損失したとする投稿を引用し「地震の予知など未だできないのに、なぜこんなことになったのか。危険予測の報道はある程度の確度がないと、意味がないどころか社会や経済を止める動きが出て損失だけが残る」と指摘した。

そして「地震について我々ができることは普段からの家庭ごとの最低限の備え、そして起きた時にどう行動するかを何となく想定しておくことくらいだろう」と記述。さらに「地震という大きな天災の前に、人間は無力だという諦観が必要である」とした上で「これからも日本では地震で亡くなる人が出てくるだろう。それが誰かは誰にも分からない。もちろん、私かもしれない。予知や自粛など、『なんとかできる』というおこがましさの現れでしかない」とつづった。

倉田氏の投稿に「予知や自粛で助かる場合は確実にあるはずですが…」「なんで全か無かの思考しかできないんでしょうか? 一定以上の思考力があれば、定性(ありかなしか)だけではなく、定量(どの程度か)が世の中では重要と気がつけるはずです。自然災害を完全防ぐことはできませんが、だからといってあらゆる対策はしなくて良いのではありません(定性思考)。大事なのは災害の被害をどの程度減らせるか、減災です(定量思考)。そして、事前にくることがわかってる災害ほど、減災の効果が大きいのです」「自分の子どもたちにはどうか1%でも助かる側にいる確率をあげてほしい。そして地震を超えた後1%でもトラウマを減らしたいし一口でも飢えから遠ざけたい。そのために出来ることはしていたい。おこがましくても」などと書き込まれていた。

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