俳優下村青さん死去、60歳 元劇団四季、歌舞伎でも活躍「実家で旅立ちました」公式Ｘが報告

下村青さん（2022年9月撮影）

元劇団四季の俳優でミュージカルなどで活躍した下村青（しもむら・あお）さんが15日に、自宅で亡くなった。60歳。公式X（旧ツイッター）で「下村青は2024年8月15日午後4時ごろ、実家で旅立ちました。詳しいことは現在調査中でございますので、追ってお知らせいたします」と報告され、葬儀などは密葬になるとしている。

今月2日には、歌舞伎俳優らとの配信トーク番組にゲスト出演したばかりだった。

下村さんは84年に劇団四季に入団し「美女と野獣」「ライオンキング」「ハムレット」などで活躍。退団後も舞台で活動し、近年では市川猿之助が手がけたスーパー歌舞伎セカンド「ワンピース」「新版オグリ」や、猿之助主宰の演劇プロジェクト「猿之助と愉快な仲間たち」にも出演していた。

公式Xでは「俳優の道を歩み始めてから、今年でちょうど40年　節目の年でした…　演劇界の異端児と異名をいただくほど個性豊かな役者ではありましたが、役にかける情熱は誰よりも素晴らしかったと誇りに思います」と記され「情熱は力！！」という下村さんの言葉も紹介された。