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東国原英夫氏、自民党次期総裁は小泉進次郎氏と予想「答弁が格好の餌食」

日刊スポーツ / 2024年8月17日 13時58分

東国原英夫氏(2024年1月撮影)

宮崎県知事も務めた元衆院議員の東国原英夫氏(66)が17日、カンテレの情報番組「ドっとコネクト」(第1部=土曜午前11時20分、第2部=正午、関西ローカル)に出演。自民党次期総裁候補について持論を展開した。

岸田文雄首相(67=自民党総裁)は14日の会見で、派閥裏金事件をめぐる党総裁としての責任に触れながら「最も分かりやすい最初の1歩は私が身を引くこと」「私が身を引くことでけじめをつけ、総裁選に向かって行きたい」と述べ、9月の自民党総裁選への不出馬を表明した。

岸田首相の決断について東国原氏は「重い決断に心から敬意」とフリップを掲げ、「言葉どおりに敬意を表しますということ。岸田さんは総裁選に出ても落ちる、負けると算段した。仮に総裁になっても、その後の衆院選で負けると。キングメーカーの道を選ぼうと思ったんじゃないか。ここで名誉の撤退をすると伝説になるんですよ。負けてないから。そして、自民党のために後進に道を譲った。改革を後戻りさせない方にしてくださいねというメッセージ」と分析した。

次期総裁候補を巡っては、河野太郎デジタル相、高市早苗経済安保相、石破茂元幹事長らの名前が取り沙汰されている。

東国原氏は「10月に解散総選挙が確実にある。それを意識しているので、自民党は選挙に強い顔を選ぶと思う。そうなると小泉さん」と小泉進次郎元環境相が次期総裁に選ばれると予想。自身は石破氏を推しているが「地方創生は石破さんが一番、力を入れてくれるかなと思うけど、選挙なら小泉さんかな。党の刷新となるならこばホーク、小林鷹之さんじゃないかな」と語った。

その上で、小泉氏が自民党総裁、首相となった場合、「小泉さんが総理になったら、お笑い的にはおもしろいですよ。答弁で小泉構文で」とニヤリ。

小泉氏は、独特の言い回しが「中身がない」などとネット上で皮肉たっぷりに“進次郎構文”と言われているが、東国原氏も「『朝起きたら何をしますか?』って聞かれて、『目覚めるでしょう』っておっしゃったんですよ。この答弁はお笑いの格好の餌食になりますよ」と断言していた。

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