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氷川きよし1年8カ月ぶり歌手復帰「この日を忘れません」客席を歩きファンと熱烈ハグ

日刊スポーツ / 2024年8月18日 5時30分

1年8カ月ぶりの復活ステージを行った氷川きよし(撮影:高田真希子)

歌手氷川きよし(46)が17日、東京ガーデンシアターでライブを行い、約1年8カ月ぶりに歌手復帰を果たした。

16日の同所公演は台風7号の影響で延期。一夜明けた快晴のもと、演歌からロックまで約3時間で32曲を披露し、休養でフル充電したエネルギーを爆発させた。25周年の幕開けを飾る見事な復活ステージだった。

   ◇   ◇   ◇

ピアノ演奏とともに幕が上がり、氷川は袖から歩きながら登場した。黒ラメの上下服で「WALK」を歌い始めると、復帰を待ちわびた約6500人から温かい拍手が沸き起こった。「皆さん、今日はありがとうございます。思い切り楽しんでくださ~い」。

序盤はポップス曲を並べたが、中盤は演歌・歌謡曲をそろえた。「一緒節」の歌唱では「手拍子をご一緒に」と呼びかけ、「きよしのズンドコ節」では「今日はありがとうございます。イエ~ッ」。いつもの“きよし君”らしさ全開でノリノリだ。「箱根八里の半次郎」では、会場のあちこちから「きよしぃ~」コールも飛び出し、声援に感極まったのか、言葉を詰まらせるシーンもあった。

後半に入ると、友人のTM NETWORK木根尚登(66)がゲストとして登場。木根のギターやピアノ演奏で「SEVEN DAYS WAR」などを歌った。ファンが手に持つボードに「待ってたよ」「おかえり、KIINA」などと書いてあるのを読み上げて「うれしい」「泣きそうですけど意地でも泣かない」。だが、父への感謝の思いを自ら作詞した曲「Father」の歌唱後には、自然と大粒の涙があふれ出ていた。

アンコールでは白黒ドレスにパンツスタイルで「限界突破×サバイバー」などを披露し、客席を歩いてファンと熱烈なハグを交わした。「最高、皆さん、最高です! この日を忘れません」。

この日、巨大スクリーンに復帰にあたっての自身の思いをつづり、ファンに伝えた。デビューから休養まで23年間走り続けた「氷川きよし」と新しい呼び名の「KIINA」。そのどちらも「すべて自分」だとして「KIYOSHI HIKAWA+KIINAの歌のパワーでファンの皆さまを幸せにしたい」。その気持ちを胸に刻んで25周年のスタートをきった。【松本久】

◆休養と復活までの経緯

▼22年1月 同年12月31日で活動を休止し、休養すると長良プロダクションが発表。

▼同4月 声帯ポリープの摘出手術を受けたことを公表。

▼同12月31日 休養前のラストステージとなったNHK紅白歌合戦に白組、紅組の枠を超えた「特別企画枠」で出場。

▼23年2月 初のベスト盤を発売。

▼24年4月 所属事務所を3月末で退社し、新会社「KIIZNA」を設立したと発表。25周年記念コンサートと劇場コンサート開催も明かした。

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