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「光る君へ」道長役の柄本佑、大石静氏の脚本は「つかんだままスープレックスしている」

日刊スポーツ / 2024年8月18日 20時46分

NHK大河ドラマ「光る君へ」での柄本佑演じる藤原道長(右)。左は吉高由里子演じるまひろ

放送中のNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜午後8時)で藤原道長を演じる俳優柄本佑(37)が18日までに日刊スポーツなどの取材に応じ、これまでの撮影と今後の展開などいついて語った。

柄本は8月18日放送の第31回で、吉高由里子演じる主人公のまひろ(紫式部)と道長が月を見上げるシーンで「初めて道長がどんな思いで月を見ているのかを打ち明ける展開になった」といい、「(セリフは)明らかにまひろのことを言っているんじゃないかなと思います」と語った。

今作は紫式部を主人公に、1000年の時を超える長編小説「源氏物語」を生み出した女流作家の波乱の一代記を描く。脚本を担うのは“ラブストーリーの名手”とも称される大石静氏。柄本は大石氏の脚本について「注釈の中でこういう心境でいるというのはガイドとして書いてくださっていて、(役者に)投げっぱなしスープレックスというよりかは、ちゃんとつかんだままスープレックスしている。ガシッとつかまれている感じはしますけど」とプロレスの投げ技に例えながら語り、「ここはこういうかんじですよと1つ1つ丁寧に言っていただいていると思います。大石さんからの挑戦状として自分はやっているつもりです」と話した。

大石氏からは「新しい道長を描きたいという話があった」とも明かし「実際にどうだったかなどと言い始めたらきりがない。大石さんの書かれる本には非常に強い強度があるので。そこを全うする。そこに関しては何の疑いもないし、いろんな意見があるのはいいこととも思います」とした。

第32回以降は、まひろが本格的に「源氏物語」執筆へと向かっていく。柄本は吉高のすごさについて懐の深さを挙げ「やりとりが長くて強度の強いシーンが出てきたりしますが、長いシーンでもセリフのやりとりから、大石さんの脚本に対してこういう表情をされるんだみたいな新たな表現があって、そうすると道長はこういう表情かなとか考えたり。またさらに新たな発見につれていってくれる。まひろさんとの長いシーンは引っ張ってもらっている、導いていってくれているなと思います」と話した。

「源氏物語」を描く吉高の姿については「めっちゃ紫式部ですよ。マジで」と証言した。「衣装の着こなしも美しいなと思ったんですけど、書いているところに道長が行くシーンがあって。座って筆の練習とかもしていたんですけど、紫式部じゃんって。これからドラマの中でたくさん出てくると思いますけど、シルエットから何から平等院の紫式部の石像。まるっきりあれです。スゲーって感じです。どんどん奥が深くなっている感じがします。ちょっと気を抜いたら道長くんタジタジになっちゃう強さですね。すごいことになっているので、お楽しみに」とPRしていた。

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