aespa、史上初の海外女性アーティスト２年連続東京ドーム公演「楽しみましょう」カリナ

東京ドーム公演を行ったaespaの右からジゼル、ウィンター、カリナ、ニンニン　撮影：田中聖太郎

韓国のグローバルグループ「aespa（エスパ）」が18日、東京ドームで、全国アリーナツアーの追加公演2日目を開催。海外女性アーティストによる2年連続東京ドーム公演は史上初となった。

同グループはリーダーのカリナ（24)ウィンター（23）ジゼル（23）ニンニン（21）の4人組。7月発売のシングル「Hot Mess」で日本デビューを果たしている。

あいさつの口火を切ったカリナだが、ツアータイトルを言いよどむと「カット」ポーズで言い直した。その後、「今日もすてきな思い出をたくさん作りましょう」と日本語であいさつ。「今日は最終日。残りの体力も全部使って楽しみましょうね」とハングルで呼びかけた。ニンニンは「ホントに一生懸命」まで日本語で話したが諦め、「準備したので、残りのステージも楽しみにしてください」とハングルで続けた。

このツアーで初披露となった日本デビュー曲で、ウィンターは「あなたの冬子」と書いたばんそうこうを鼻に貼ってパフォーマンス。また、カップリング曲の「ZOOM ZOOM」は追加公演が初披露となった。最後はメンバー4人の「MYーJ（ファンの呼称）大好き」のかけ声に、会場が「エスパ大好き」と返し、幕を閉じた。

この日、約3時間の公演で全28曲を披露。アリーナツアーは計10万人、追加公演は2日間で9万4000人を動員した。【川田和博】