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高石ともやさん死去、82歳 68年「受験生ブルース」大ヒット 日本のフォークをけん引

日刊スポーツ / 2024年8月20日 5時30分

高石ともやさん(1972年10月17日撮影)

歌手高石ともや(本名・尻石友也=しりいし・ともや)さんが17日午後3時半、病気のため京都市内で亡くなった。82歳。葬儀は近親者のみで行い、後日、お別れの会を開く予定。

高石さんは北海道出身。66年に「かごの鳥ブルース」でデビューし、68年「受験生ブルース」が大ヒット。ギター1本にメッセージ性の強い歌詞をのせ、日本のフォークをけん引した。

だが、その大きなうねりに背を向け、69年に渡米。帰国後は福井県名田庄村(現おおい町)の小学校跡で生活。米国生まれのブルーグラス音楽に自作の日本語詞を吹き込み、71年「ザ・ナターシャー・セブン」として再出発した。京都・円山音楽堂で立ち上げた「宵々山コンサート」には桂米朝さん、永六輔さんら多彩なゲストの参加で話題を呼び、夏の風物詩となった。

36歳でホノルルマラソン初挑戦。かつて京都の自宅に取材でお邪魔した際、夫人が「ちょっとランニングに。もう帰ってきますから」。帰宅した高石さんに「どれほど走ってきたんですか?」と尋ねると「えーと、30キロぐらいですかね」と軽やかな笑顔。「短距離は持って生まれた才能で決まるが、長距離は練習すれば誰でも走れるのがいい」と語っていた。【三宅敏】

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