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「小林さん、それ、違う」選択的夫婦別姓めぐる小林鷹之氏の持論主張に吉永みち子氏が異論

日刊スポーツ / 2024年8月20日 17時21分

小林鷹之氏(2024年8月19日撮影)

自民党総裁選(9月12日告示、29日投開票)にいち早く出馬表明した「コバホーク」こと小林鷹之前経済安保相(49)は20日、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜午前10時25分)に生出演し、総裁選で訴える政策などについて持論を語った。

出馬会見でも追及された世界平和統一家庭連合(旧統一教会)側との関係や、選択的夫婦別姓への考え、裏金事件の舞台となった安倍派の議員の支援を受けていることなどについて、コメンテーターの作家吉永みち子氏やMCの大下容子アナウンサーらに、問いただされる場面もあった。

小林氏は、大下氏から「昨日(会見に)同席した中には、安倍派の中で裏金が指摘された人もいた。それは総裁選の足かせにならないか」と問われ「私を今サポートしてくれている仲間は、先輩から後輩に至るまで、もっと大勢の議員に力を貸していただいている」と主張。旧統一教会側との関係については「2年前にこの問題が出てきて、それまで全く意識したことはなかった。政治家として研さんを積み知見を得ておくべきだったが、宗教と自民党、政治との関係について、正直意識していなかった」と口にし、旧統一教会側には今後も「厳しい姿勢を取る」とあらためて述べた。

一方、吉永氏は「国民がいちばん関心があること」として選択的夫婦別姓に言及。「自民党政権ではまったく進まない。即、進める気持ちはありますか」と問われると、小林氏は「いろんな考えがあると思う。進めたい方も、そうでない方もいらっしゃる」と応じた。「婚姻で姓が変わることで、不便を感じているニーズがあるのは認識している。現実的な選択肢として、旧姓の通称使用や併記は制度的に手当てされている。現実的に、スピーディーにニーズを解消していくことを考えると、制度改正は国民のみなさんにまだ周知されてない部分があるので、ニーズを解消していくことが1つのアプローチ」と述べると、吉永氏は「それ、小林さん、違う」と反論。「国民の方はかなり周知していて、賛成が6割、反対が2割から3割くらい。経団連も勧告をしている。周知が足りていないのはむしろ自民党の方」と、チクリ指摘した。

「女性が活躍する1歩を、なぜここでふさぐのかという問題がある。全員別姓にしろ、というのではなくて、選択制。道を広げることすらできないのは…」と、吉永氏から続けて疑問を呈された小林氏は「多様性は大切なので、いろんな議論をすればいいと思う。社会の中でいろんな意見がありますから、そこはしっかり国民的議論をした上で、1つ1つ、必要なら進めればいい。もっと国民的議論が大切」と述べたが、吉永氏は「もう、ずっと議論して長いですよ」とピシャリ。「もし本当に新しい時代を築こうとするなら、早急に決断するくらいの勢いで臨んでいただきたい。反対をしているのは何か?っていう。そこですよね」と、小林氏の主張に納得がいかない様子だった。

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