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ふかわりょう50歳迎え“大航海時代”突入「“お笑い”というものを携えて航海したい」/連載

日刊スポーツ / 2024年8月21日 5時0分

芸能生活をふり返るとともに今後の抱負を語るふかわりょう(撮影・中島郁夫)

<いざ大航海へ!>

芸歴30周年を迎えたタレントのふかわりょう(50)の新連載「いざ大航海へ!」が本日からスタートします。

20歳の誕生日に芸能活動を始め、お笑いタレントにとどまらず、MC業、音楽活動、エッセイストと水のように変幻自在な活動でファンを楽しませてきたふかわを3回にわたって特集します。第1回は、30年という1つの節目を迎え、これまでの歩みと、今の心境に迫りました。【望月千草】

   ◇   ◇   ◇

浮き沈みの激しい芸能界を30年生き抜いたのは、水のような柔軟性によるところが大きいのかも知れない。自身の芸能生活を「20代は楽器、40代はMCという指揮者側」と表現した。慶大学経済学部在学中の94年、20歳の誕生日に芸能界入った。「リアクション、爪痕を残す」ことに意識があったという20代。長髪ターバン姿で、腰に手をあて、エアロビクスの音楽にあわせ体を揺らしながら、シュールにあるあるネタをつぶやく「小心者克服講座」で異彩を放ちブレークした。環境にも恵まれ船出は順調。その反面、「自分1人の足で立っていない感覚はあった」という。

過渡期は30代。「ロケの合間に出川哲朗さんが僕の隣に座って、膝をぽんとたたいて『ポスト出川はお前だからな』って。これは大変なことになったなと思いました。出川さんは当時“リアクションの神”みたいなのもあったので、このままいったら破滅すると」。力んでいた肩の力を抜き、自然体を目指した30代。お笑いタレントの自分だけにこだわらなくなった。

30代後半でMC業を始め、40代で脂が乗った。12年4月からTOKYO MX「5時に夢中!」で9年間、21年4月から同局「バラいろダンディ」のMCを務め、頭の回転の速さと独特な世界観で番組は好評を博した。

50歳を迎え、これからは“大航海時代”だ。「バラいろ-」が9月27日を持って番組が終了する。12年半暮らした“港”からの卒業に「あらためて大海原に航海をする気持ちになれたなと思っています。こっからはもう人間力。恐れずに、大海原に出て航海をする。冒険的要素がかなり強いです」と高揚する。出航するその船には「笑い声を聞いていたい」思いが同乗する。「自分が最初にこの世界に飛び込んだ“お笑い”というものを携えて航海したいなという気持ちです」。

大海原にこぎ出す今、手元の航海図を照らしてくれたというのが、19日に発表した完全新ネタでの「R-1グランププリ」への初参戦。航海図に明かりを宿した「R-1」出場への思いを聞いた。(つづく)

◆ふかわりょう 1974年(昭49)8月19日生まれ、横浜市出身。慶大経済学部卒業。大学在学中の94年8月にデビュー。長髪にヘアバンドの独特なスタイルで行う「小心者克服講座」でブレーク。12年4月からTOKYO MX「5時に夢中!」で9年間、21年4月から同局「バラいろダンディ」のMCを務める。幼い頃から音楽に親しみ「ROCKETMAN」名義でDJなど音楽活動を行うほか、エッセイストとして執筆活動も行っている。

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