岡田将生「めっちゃ、おなか鳴ってるけど」満島ひかりの突っ込みに赤面 14人登壇で長過ぎた？

映画「ラストマイル」の「シェアード・ユニバース」プレミアムイベントに登場した、左から岡田将生、満島ひかり、阿部サダヲ（撮影・野上伸悟）

岡田将生（35）が20日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われた映画「ラストマイル」（塚原あゆ子監督、23日公開）完成披露試写会の冒頭で、空腹のおなかから大きな音が鳴り、隣に並んでいた主演の満島ひかり（38）から「めっちゃ、おなか鳴ってるけど」と心配された。

岡田は劇中で、配送された段ボール箱が爆発する事件が発生し、やがて日本中を恐怖に陥れる謎の連続爆破事件へと発展していく荷物の発送元となった、世界規模のショッピングサイトの巨大物流倉庫のチームマネージャー梨本孔を演じた。満島演じる、センター長に着任したばかりの舟渡エレナの部下の役どころだ。

司会の声優の緒方恵美から、オファーを受けた当時の思いを聞く質問が出た。満島が「最初（プロデューサーの）新井順子さんからメールが届き、脚本を読んでいたら…」と語っている中で、岡田のおなかが大きくなった。

完成披露試写会を前に、新宿歌舞伎町タワーステージとシネシティ広場で開かれたシェアード・ユニバースプレミアが、1直にわたって行われていた。岡田が「おなか、空いている」とつぶやくと、サイト商品を運搬する羊急便の関東局長・八木竜平を演じた阿部サダヲ（54）が「失礼だよ！」とツッコんだ。エレナの上司の日本支社統括本部長・五十嵐道元役のディーン・フジオカ（44）も「すごい音がしましたね！」と驚いた。

「ラストマイル」は、TBS系で18年に放送された「アンナチュラル」と20年に放送された「MIU404」でタッグを組んだ、塚原あゆ子監督と脚本家の野木亜紀子氏が、3度目のタッグ。両ドラマの世界がつながった、シェアード・ユニバース・ムービー。この日は満島、岡田、フジオカ、阿部のほか大倉孝二（50）酒向芳（65）宇野祥平（46）安藤玉恵（48）の映画主要メンバーが集結。さらに「アンナチュラル」から石原さとみ（37）井浦新（49）市川実日子（46）そして「MIU404」から綾野剛（42）星野源（43）麻生久美子（46）と、まさに米映画「アベンジャーズ」級と製作側がうたう“アベンジャーズキャスティング”俳優陣14人が登場した。

それだけ、多くの俳優が登壇したため、イベントも長く、岡田は空腹になったようだ。「本当に、すみません」と照れ笑いを浮かべつつ、頭を下げた。そして「おなか空いているので、ごめんなさい。先ほどは、すみませんでした。恥ずかしい」と、客席に謝ることしきりだった。