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萩谷麻衣子弁護士、兵庫県知事のパワハラ疑惑めぐる新証言に「事実無根とはいえない裏付けでは」

日刊スポーツ / 2024年8月21日 14時14分

弁護士の萩谷麻衣子氏(2013年撮影)

弁護士の萩谷麻衣子氏は21日、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜午前10時25分)に出演し、パワハラ疑惑が指摘されている兵庫県の斎藤元彦知事の疑惑告発文書問題に関し、県議会の調査特別委員会(百条委員会)が行った県職員アンケートで斎藤氏のパワハラについてさまざまな証言が寄せられたことについてコメントした。

番組では、約9700人が対象となった県の全職員アンケートをめぐり、5日午前までに回答した約4600人分をまとめた中間報告で、斎藤氏のパワハラを見聞きしたとする職員が38・3%にのぼったとする経過を説明。「自由記述」の欄には、エレベーターに乗り込もうとした際に扉が閉まると「おまえはボタンも押せないのか」と知事が激高したと話を聞いたという証言や、「待たせると機嫌を損ねるため、知事が来るまでエレベーターを開けておく係が配置された」という声などがあったとされる。公用車の移動中に到着時間に遅れそうになった際、後ろから助手席を蹴飛ばしたという伝聞情報も含まれ、斎藤氏が「瞬間湯沸かし器」「暴君」などと陰で呼ばれていたとする証言もあったとされている。

斎藤氏は20日の会見で、一部行為に関して「業務上の指導」としつつ「詳細を把握しておらず、コメントは控える」と述べるにとどめた。

萩谷氏は、今回のアンケートが持つ意味合いを問われると「これだけ異口同音に知事のパワハラ的言動が出てきたということは、やはり、知事のパワハラ的言動が事実無根だとはいえないのではないか、ということを裏付けていると思う」と指摘。今回の疑惑に関して、今年3月に内部告発した元幹部(7月に死亡)に対し、斎藤氏が当初「うそ八百」などと指摘したことに触れ「県の内部調査を経て(元幹部を)懲戒としたが、県の内部調査ではこういうこと(新証言)は出てこなかった。ということは(県では)そういうことが言えない環境にある。イコール、この知事がトップでいれば県の正常な意思決定のプロセスがはかれないということを裏付けているのではないかと思う」とも、指摘した。

斎藤氏は30日、百条委員会の証人尋問に出席する。

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