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60歳枝野幸男氏立つ!立民代表選に正式出馬表明「大きな分岐点を前に逃げるわけにいかない」

日刊スポーツ / 2024年8月21日 16時42分

「ヒューマンエコノミクス」を掲げて立憲民主党代表選への出馬を表明する枝野幸男前代表(撮影・中山知子)

立憲民主党の枝野幸男前代表(60)は21日、国会内で記者会見し、党代表選(9月7日告示、23日投開票)に出馬することを正式に表明した。党の創業者だが、前回2021年衆院選の結果の責任をとって代表を辞任した枝野氏。安倍晋三元首相の銃撃事件や歴史的な円高や物価高、大規模災害などに触れながら「今、日本は大きな分岐点にあるが、政治が歴史的な変化についていけていない。古い政治に終止符を打ち、新しい政治に向かうべきと考え、出馬を決意した」と述べた。

人の能力を最大限に引き出すす経済をつくるとして「ヒューマンエコノミクス 人間中心の経済」をテーマにすえ、国民所得の底上げなど8つの柱を掲げ代表選を戦う考えも示した。

これまでの立民について「自分自身の反省も含め、ともすれば永田町の内側の、他の政党との関係ばかりが注目されてきた。立憲が何を訴えるのか、地に足をつけて訴えることに尽きる」とも述べた。

野党連携をめぐり「(現状の)政党間の連携も再構築する」と述べ「これまで自民党を支持しながら、裏金事件で今はあきれているみなさんを含め、より幅広い支持を得られることを目指したい」「最も自民党に勝てる連携を模索する」と語った。

代表選には現職の泉健太代表(50)も出馬する意向だが、出馬表明をしたのは枝野が初めて。民主党時代から要職を歴任してきた枝野氏の「再登板」には「古い顔ばかり」と疑問視する声もある。

枝野氏は「(出馬に)ちゅうちょがなかったかといえば、うそになる」としながらも「大きな分岐点を前に、逃げるわけにはいかない。ここで立憲民主党が本気の党内議論ができないと(野党第1党の)役割は果たせない」と述べた。「今出馬しても何の得にもならない」という声をかけられたとして「そのときに、政治は損得でやるものではないとあらためて気付かされた。政治は、損得勘定でするものではない。私の経験と力をすべて注ぎ込んで、党の先頭に立ちたい」と訴えた。

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