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枝野幸男氏「なぜ今?」代表選出馬会見で質問集中も反論「失敗含めた経験こそが私の財産」

日刊スポーツ / 2024年8月21日 17時23分

「ヒューマンエコノミクス」を掲げて立憲民主党代表選への出馬を表明する枝野幸男前代表(撮影・中山知子)

立憲民主党の枝野幸男前代表(60)は21日、国会内で記者会見し、党代表選(9月7日告示、23日投開票)に出馬することを正式に表明した。

代表選には現職の泉健太代表(50)も出馬する意向だが、出馬表明をしたのは枝野が初めて。民主党時代から要職を歴任してきた枝野氏の「再登板」には疑問視する声もあり、会見でも「なぜ今、枝野氏なのか」「『先祖返り』ではないか」などの質問が集中した。

これに対し、枝野氏は「年齢とかいろんなことを言われる」と苦笑しつつ「私は、アメリカでバイデン大統領からバトンを受け取ったカマラ・ハリス副大統領と同じ、1964年生まれだ。国内を見ても(自民党総裁選に)若い方がお出になったことが注目されているが、自民党総裁選に立候補が取りざたされている方のほとんどの方より、私の方が年下だ」と反論。「いろんな仕事はさせていただいてきたが、総理大臣を務めたこともなく、閣僚経験という意味では、石破茂さんの方がずっと前からやっている」とも訴えた。

その上で「自民党総裁選でも、出馬そのものにブレーキをかけるような話は聞いたことがない。私は堂々と出馬して、所属議員や総支部長、党員のみなさんの信を問いたい。間接的に広い意味では、国民の信を問いたい」とも主張。多く候補者が名乗りを上げようとしている自民党の状況を引き合いに、党内で広がる「古い顔の再登板」という見方をけん制した。

また「民主党政権の最大の失敗の原因は、経験不足に尽きる。その失敗を繰り返さないためには、政権運営の経験値こそが重要だ。私は2度(1993年と2009年)、政権交代にかかわっている。その失敗を含めた貴重な経験こそが、私の政治的な財産だ。それを堂々と訴えていきたい」と胸を張った。

現在代表を務める泉氏について「厳しい状況の中で党を率いてこられたことには、敬意と感謝を申し上げる」とした上で、「自民党と同じ時期に、新たなリーダーを選ぶことを突きつけられている。任期満了で、ここから新たに3年間、どうしたらいいのかという時、経緯を踏まえた(泉氏に対する)ご批判はあると思う」と指摘。「私自身、ちゅうちょの思いがなかったといえばうそになるが、批判を受けても、私自身が考えるこの国のあるべき姿、わが党が進む道について自信を持って掲げ、選択していただくことが私の役割だと思う」と強調した。

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