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ウィリアム皇太子と弟ヘンリー王子、チャールズ国王葬儀まで再会困難か 英メディア報じる

日刊スポーツ / 2024年8月23日 1時52分

ウィリアム皇太子(2015年撮影)

英王室のウィリアム皇太子(42)と弟のヘンリー王子(39)の確執が取りざたされて久しいが、「次に2人が再会するのは父チャールズ国王の葬儀になる可能性が高い」と米オンラインメディアのデイリー・ビーストが報じた。

皇太子の親しい友人が同メディアに語ったもので、王位継承順位が1位の皇太子は自身の戴冠式にヘンリー王子を招待しないという臆測は100%正しいと信じていると述べ、このままでは生涯で皇太子が弟の姿をもう1度見るのは国王の葬儀になるだろうと語った。

ウィリアム皇太子は、2020年に王室を離脱したヘンリー王子が昨年1月に出版した回顧録「スペア」によって個人的なレベルで裏切られ、傷つき、2人の関係は完全に凍り付いたという。以前はとても仲の良い兄弟で、母ダイアナ元妃の死を共に乗り越えてきた王子がお金のために皇太子を売り飛ばしたことは解釈し難いと話した。

両者が最後に顔を合わせたのは、昨年5月に行われたチャールズ国王の戴冠式だったが、この時も直接言葉を交わすことも視線を交えることもなかったと伝えられている。

また、皇太子は自身の妻キャサリン皇太子妃をヘンリー王子夫妻が「(愛称である)ケイト」と呼ぶことにイラついていることも明かし、そう呼ばれることが受け入れ難いと感じているという。実際に皇太子妃はケイトではなく「キャサリン」と呼ばれることを好んでいるが、王子夫妻は多くの米メディアと同様に「ケイト」と呼んでいるという。こうした些細なことも関係悪化の一因となっているとの見方を示した。

英ロンドン・サンデー・タイムズ紙は、今年3月にキャサリン皇太子妃ががんと診断されたことを公表した際にも、ヘンリー王子とメーガン妃夫妻が送ったお見舞いメッセージで「ケイトと家族の健康と回復を祈っている」と記していたことを伝え、皇太子妃はこのメッセージに返答せず無視したと報じていた。(ロサンゼルス=千歳香奈子)

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