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ハリス氏、トランプ氏に酷評の嵐「ホワイトハウス復帰は深刻」「大統領権限自分のために使う」

日刊スポーツ / 2024年8月23日 14時25分

米民主党大会、指名受諾演説を行ったカマラ・ハリス副大統領(ロイター)

11月の大統領選に向けて民主党大統領候補に指名されたのカマラ・ハリス副大統領(59)は22日(日本時間23日)民主党大会最終日で指名受諾演説を行い、選挙戦で戦うことになる共和党のトランプ前大統領の言動を、酷評した。米CNNなどが生中継で報じた。

ハリス氏は「トランプ氏はまったくふまじめな人間。ホワイトハウスに復帰させることは、深刻な問題だ。彼の大統領の時代から混乱が始まったからだ」と指摘。トランプ氏が敗れた2020年大統領選の際、選挙結果に不正があったと訴え、それが暴徒化した支持者による議会議事堂襲撃事件につながったことを踏まえ「彼はみなさんの票を台無しにしようとし、武装した人を議会に送り込んだ。トランプ氏が大統領に返り咲けば、ガードレールがない存在になる」とも訴えた。

「彼は大統領という権限をどう使うかと言えば、みな生活改善や国家の安全保障ではない。唯一のクライアントのために使う。それは自分だ。復帰すれば過去に引き戻す人だ」とも指摘し「我々は後退せず、前進の道を進める」と訴えた。

また大統領選の1つの争点になるとみられる人工中絶の権利をめぐり「彼は議会の承認なしに中絶権を制限しようとしており、治療を禁じようとしている。反中絶の全米的なコーディネーターをつくろうとしている。頭がおかしいとしか思えない」と、強い口調で主張。「議会が中絶の自由を可決すれば、私は誇りを持って署名します」と強調した。

また経験不足による弱点とされる外交問題をめぐり、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党総書記との米朝関係についても言及。「こうした独裁者に、私は勇気をもって立ち向かっていく」と述べた。「彼(正恩氏)は知っている。トランプ氏の方が対応しやすい。トランプ氏をほめれば、便利に使えると思っている」と、大統領時代に両者が直接会談した経緯を念頭に言及。「トランプ氏が独裁者をたたかないのは、自分が独裁者になりたいからだ」とも訴えた。

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