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「岸田さんらしいなと」小池百合子知事、同期の岸田首相の自民党総裁選電撃不出馬表明に初言及

日刊スポーツ / 2024年8月23日 15時43分

小池百合子都知事(2024年5月撮影)

東京都の小池百合子知事(72)は23日、都庁で今月2日以来、3週間ぶりに定例会見に臨み、岸田文雄首相(67)が自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)への不出馬を発表したことについて「ある意味、とても岸田さんらしいと思った」と述べた。

8月6日にプロ野球ヤクルト対阪神戦の始球式時に膝関節を剥離骨折し、小池氏がリモート対応を行っていたさなかの、岸田首相の不出馬表明。小池氏は「総裁選に出馬されないという表明をされたタイミングは、ある意味、とっても岸田さんらしいなと思った。お盆前に発表はされないと多くの人が思っていた中で、14日に表明された。岸田さんご本人のお考えだったが、私は何か、岸田さんらしいな、と受け止めたところだ」と、意表を突いた形での表明だったことに言及した。

現段階で11人の名前が取りざたされる乱戦模様の総裁選の展望については「20人の推薦者集めを含め、にぎやかになっている。ぜひ今後の我が国の将来像、どこをどうやっていくのか論戦を戦わせていただきたい。日本はなかなか厳しい。経済や産業、アメリカの大統領選の行方も大きな1つのファクターだ。どうやって国際情勢の元で我が国を守り、産業を発展させていくのか、課題は山積みだ。活発な議論をすることで、国民の思いを受け止めたり、いろんな新しい考え方を提示して頂ければ」と述べた。

自身も2008年の総裁選に立候補した経験に触れ「(候補者が)全国各地を回るんですよ。公職選挙法が適用されない中、やじ(が飛んだらどう対応するか)の話はどうなるのか分からないですが。1つの政党のトップを選ぶ選挙だから(公選法の適用は)違うかもしれないが」と、候補者たちが街頭演説を行った場合の混乱への懸念にも言及。「日本が岐路にある中でリーダーシップを示すのはだれなのかを、みんなで考える。有権者は(自民党党員と)決まっているが、この機会に考えることは必要なのではないかと、注視しています」と強い関心をうかがわせた。

同時期に行われる立憲民主党代表選(9月7日告示、同23日投開票)に関する見解も問われたが、こちらは「同じことじゃないでしょうかね」と、素っ気なく答えるにとどめた。

小池氏は、岸田首相と同じ1993年衆院選で初当選した、衆院議員同期。

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