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羽生善治会長「これからの将棋界けん引していく存在」 伊藤匠叡王の就位式で期待込めたスピーチ

日刊スポーツ / 2024年8月23日 15時40分

伊藤匠叡王就位式で主催者としてあいさつする日本将棋連盟会長の羽生善治九段

将棋の第9期叡王戦でうれしい初タイトルを獲得した伊藤匠叡王(21)の就位式が23日、東京都港区「明治記念館」で行われた。今期は藤井聡太8冠(当時=22)に挑戦。3勝2敗と激戦をものにして、将棋界の全タイトル(竜王・名人・叡王・王位・王座・棋王・王将・棋聖)を保持していた藤井の一角を崩した。昨年10~11月の竜王戦7番勝負で初めてタイトルに挑戦したが、その藤井に4連敗。今年2~3月の棋王戦5番勝負も1分け3敗だったが、今回は第2局で初勝利を挙げると、粘り強い指し回しで8冠と渡り合い、ついに頂点に立った。

主催者としてあいさつした日本将棋連盟会長の羽生善治九段(53)は、「昨年からずっとタイトル戦で戦い続けている将棋界屈指の好カード。どういう勝負になるか注目されたが、最新型の将棋を見せてくれた大熱戦だった。紙一重の勝負を見事に勝ち抜かれた伊藤さんの頑張りが素晴らしかった」とたたえた。

伊藤は藤井と同学年ということにも触れた。「まだ21歳。藤井さんとともにこれからの将棋界をけん引していく存在で、末永く素晴らしい勝負を演じてほしい」と期待していた。

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