加藤和樹「パートナーとして支えたい」、高田夏帆「自分超えたい」 傑作喜劇再演で新婚夫婦

舞台「裸足で散歩」の稽古場取材に出席した、左から福本伸一、高田夏帆、加藤和樹、戸田恵子、松尾貴史、演出の元吉庸泰さん

加藤和樹（39）高田夏帆（28）が新婚夫婦を演じる舞台「裸足で散歩」（11月8～19日、東京・博品館劇場ほか全国巡演）の稽古場取材が行われ、2人に加え、福本伸一、松尾貴史、戸田恵子らが出席した。

劇作家ニール・サイモンのコメディーで、22年に続いての上演。加藤と高田は再び夫婦を演じる。

加藤は「（高田が演じる）コリーさんは覚えなきゃいけない部分もたくさんあるので、パートナーとして今回も支えたいなと思います」と言い「（夫婦）2人の信頼関係があるからこそのぶつかり合いを密に、夫婦のやりとりをぐっと引き締めてやりたい」と話した。

高田は「2年前に初舞台をこの作品でやらせてもらって、それが再演になるって、こんなにうれしいことはないので、期待を裏切らないよう、自分を超えられるように精いっぱいやらせていただきたい」と意気込　高田が演じる新妻コリーの母を演じる戸田は、40年ほど前にコリーを演じたことがあった。戸田は「私にとって初のストレートプレイだった。こんなにたくさんの量をしゃべるお芝居に抜てきされ、嫌だったなあという思い出が。（2年前は）夏帆ちゃんはまっすぐな気持ちでおやりになっていたのはえらかった。私はグチグチ言っていた」と苦笑いした。