米津玄師「いま一度、向き合ってみたい気持ちが」30歳からボイトレを始めた事を明かす

TBS社屋

シンガー・ソングライターの米津玄師（33）が25日放送のTBS系「日曜日の初耳学」（日曜午後10時）に出演。30歳から新たに始めたことを明かした。

米津は石原さとみ主演の同局系ドラマ「アンナチュラル」の主題歌「Lemon」で一躍有名に。現在は高校の音楽の教科書にも掲載されている。「Lemon」は法医解剖医が不自然な死を解明するストーリーにちなみ、「死」が大きなテーマとなった。

制作中に母方の祖父が亡くなったと明かし「人の死に向き合うドラマの曲を作る最中に、身内にも同じことが起こるのは偶然ではあるけど、必然かなと思う瞬間があった」という。

幼少期は「内にこもるタイプ」だった。「人ともしゃべらない子どもだったので、おじいちゃんと特別な話をしたわけではないんですけど、おじいちゃんの家がすごく好きだった。印象的な光景がある地元で、光景を今でも思い出すくらい大きな影響を及ぼしている」と明かし、「『Lemon』は明確にターニングポイント。作る前と後では全然違う人生になった」と振り返った。

多くのヒット曲を生み出し続けているが、2、3年前からボイトレを始めたという。「30歳を超えたあたりから、誰かに何か習うことをあんまりしたことなかったなっていうのに、いま一度、そこと向き合ってみたいて気持ちがどんどん沸いてきた」と明かした。