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「ブロック太郎」異名もフォロワー256万人 父の肝臓ドナーにも 河野太郎氏が総裁選出馬表明

日刊スポーツ / 2024年8月26日 14時2分

自民党総裁選への出馬表明をする河野太郎デジタル相。背景ボードに白字で「有事の今こそ、河野太郎」のメッセージを記した(撮影・中山知子)

自民党の河野太郎デジタル相(61)は26日、国会内で記者会見し、党総裁選(9月12日告示、27日投開票)に出馬することを正式に表明した。河野氏の総裁選出馬は野党時代の2009年、前回2021年に続き3度目。

◆  ◆  ◆

河野氏は1963年(昭38)1月10日、神奈川県平塚市生まれ。自民党総裁や衆院議長を務めた河野洋平氏の長男。慶大入学の翌年に米ジョージタウン大に入学し卒業。在学中は米上院、下院議員の事務所でインターンを務めた。

帰国後は富士ゼロックスなどサラリーマン生活を経て1996年衆院選神奈川15区に出馬し、初当選。当選9回。第2次安倍政権下の2015年10月、行革担当相として初入閣。外相を務めた際には、外遊に際して外相の専用機導入を主張し、賛否を受けたことも(結局断念)。外相在任中の外国訪問先は、のべ123の国と地域で過去最多。

岸田内閣で就任したデジタル相として「マイナ保健証」の推進を強化している。現行の保険証廃止を決めたことに混乱を招くと批判が相次いでいる。平場の議員時代は「脱原発」が持論だったが、大臣就任後は主張を控えている。

早い段階から、ブログ「ごまめの歯ぎしり」などを通じたインターネットによる発信を始めた。SNSを通じた情報発信にも積極的でXのフォロワーは約256万人だが、ブロックするケースもあり「ブロック太郎」と批判も受けている。

慶応中高時代は競走部に所属し、主将も務めた。湘南ベルマーレ初代会長を務めた経験も。生体肝移植手術を受けた父のため、ドナーとして肝臓を提供したことでも知られる。祖父の河野一郎氏から3代にわたる政治家一家。

群馬県知事に転身した元参院議員、山本一太氏(66)とは盟友関係。山本氏は、今回の総裁選での河野氏の支持を明言している。

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