立川志らく「本当はおわび。お祭りみたいになっている」 自民党総裁選に冷水

立川志らく（2022年撮影）

落語家立川志らくが26日、TBS系「ひるおび」（月～金曜午前10時25分）に出演。退陣を表明した岸田文雄首相の後釜を巡る自民党総裁選について、「興味深く面白く見ているけど、裏金の問題だとか、岸田さんがまったくうまくいかなかった。それで代わるわけだから、本当はおわびですよね。国中、こんな大変なときにすみませんとやるべきだけど、お祭りみたいになっている。ポスターなんかも。我々には投票権がないから傍観するしかないけど。みんな、何やってんだったと思ってるんじゃないですか？」と冷めた表情で語った。

国際弁護士の八代英輝氏は「刷新していこうと40代の方が2人出られたり、女性が複数出られたり、活気を感じます」と話した。フリーアナ三雲孝江は「いつもの顔ばっかりじゃなくて、違う人が出てきた。若返りなのかな、世代交代なのかなということも感じます。次の選挙のための人気者を決めるんじゃなくて、資質もちゃんとチェックして下さいねというのが、国民目線ですね。改めて私たちは注視したいですね。いずれ総理になるかもしれないですけど」と、注文を付けた。

自民党総裁選はすでに小林鷹之前経済安保相、石破茂元幹事長が出馬を表明した。河野太郎デジタル相、小泉進次郎元環境相、青山繁晴参院議員、加藤勝信元官房長官、上川陽子外相、斎藤健経済産業相、高市早苗経済安保相、野田聖子元少子化相、林芳正官房長官、茂木敏充幹事長と、12人の立候補が予想されている。