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【王位戦】藤井聡太「温泉で疲れを癒やす」 有馬温泉4戦4勝 2つ目の「永世称号」獲得へ

日刊スポーツ / 2024年8月26日 20時14分

第65期王位戦7番勝負第5局の前日検分を行った藤井聡太王位(日本将棋連盟提供)

藤井聡太王位(竜王・名人・王座・棋王・王将・棋聖=22)に渡辺明九段(40)が挑む将棋の伊藤園お~いお茶杯第65期王位戦7番勝負第5局が27日から有馬温泉(神戸市北区)の老舗旅館「中の坊瑞苑」で行われる。

シリーズ対戦成績は藤井の3勝1敗。藤井が王位5連覇と「永世王位」の資格(連続5期または通算10期)を獲得するか、渡辺が踏みとどまるか。注目の一戦となる。藤井が王位を防衛した場合、7月の「永世棋聖」に続き、“ダブル永世”の獲得となる。

強い勢力の台風10号が西日本に接近の恐れがあるが、第5局は予定通り、2日制で開催される見込み。

両者は決戦前日の26日、使用する盤や駒など確認する「検分」を行った。取材に応じた藤井は「大きな1局ですが、これまで通り2日間しっかり集中して指したい。先手番になるのでより積極的な将棋を指せたらと思っている」と意気込んだ。

関西の奥座敷と言われる有馬温泉は豊臣秀吉がこよなく愛した古来からの名湯でもある。茶褐色の「金泉」と無色透明の「銀泉」が楽しめる。王位戦の有馬温泉での対局は過去4戦4勝。温泉好きの藤井は「2日制の長い対局の中、温泉で疲れを癒やすことができる。非常にすばらしい対局場だなと感じています」と5度目の“温泉効果”を期待した。

作戦家と言われる渡辺がどんな作戦を用意しているかも注目だ。渡辺は「スコア的には後がない。状況的には苦しいとは思っているが、一局一局、いい将棋を指していくしかない」と気合を入れた。

対局は持ち時間各8時間の2日制。先手は藤井だ。「名湯対決」の1日目は夕方に封じ手をする。2日目は28日午前9時に再開し、夜までに決着する見込み。

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