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【王位戦】藤井聡太王位“ダブル永世”獲得なるか 戦型は「雁木」渡辺明九段と対局

日刊スポーツ / 2024年8月27日 10時1分

第65期王位戦7番勝負第5局に臨んだ藤井聡太王位(日本将棋連盟提供)

藤井聡太王位(竜王・名人・王座・棋王・王将・棋聖=22)に渡辺明九段(40)が挑む将棋の伊藤園お~いお茶杯第65期王位戦7番勝負第5局が27日、有馬温泉(神戸市北区)の老舗旅館「中の坊瑞苑」で始まった。シリーズ対戦成績は藤井の3勝1敗。藤井が王位5連覇と「永世王位」の資格(連続5期または通算10期)を獲得するか、渡辺が踏みとどまるか。藤井が王位を防衛した場合、7月の「永世棋聖」に続き、“ダブル永世”の獲得となる。

午前9時、立会人の福崎文吾九段(64)が定刻になったことを告げると、お互いに深々と一礼し、対局を始めた。先手の藤井は飛車先の歩を突いた。渡辺は角道を開けた。戦型は雁木(がんぎ)に決まった。

両者の対戦成績は藤井の23勝5敗。両者はタイトル戦では過去5度対戦しているが、いずれも藤井が制している。

対局は持ち時間が各8時間の2日制。1日目は夕方に封じ手をする。2日目は28日午前9時に再開し、夜までに決着する見込み。

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