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石丸伸二氏「まさか」立憲民主“乗っ取りプラン”を党重鎮が大歓迎「うちは追い込まれている」

日刊スポーツ / 2024年8月28日 12時31分

石丸伸二氏(2024年7月7日撮影)

広島・安芸高田市の前市長、石丸伸二氏(42)と立憲民主党の江田憲司元代表代行(68)が、27日配信の経済ニュースメディア「NewsPicks」YouTubeチャンネルで対談し、石丸氏の立民“乗っ取り”プランについて議論した。

石丸氏は自身の動画で、立民の代表選が自民党総裁選の話題に埋没していることを指摘。立民の新代表の衆院選挙区に自身が出馬することで注目度をあげるプランを披露した。「あくまで例え」としながらも「その代わり、僕が立憲民主党の代表に勝ったら、僕を立憲民主党の党首にしてください。乗っ取ります」と語っていた。

今回の対談で、この発言が話題に。石丸氏のプランに対し、江田氏は「石丸さんの出馬は大歓迎」との意向がテロップで映された。石丸氏は「立憲の方にはすこぶる評判悪いんだろうなと思っていたんですが、まさかの大歓迎、という。びっくりしました」と驚いた表情を見せた。

石丸氏がこのプランについて「とにかく話題づくりをして、立憲民主党ここにあり、みなさん見てください、と。誰がなにするか、ここから楽しいですよ、というのをエンタメとして。もてなすという意味です、ちゃかすという方ではなくて。国民に向けてやっていって欲しい」と語ると、江田氏は理解を示すようにうなずきながら聞いた。

MCの加藤浩次がこの案について「めっちゃ面白いじゃん」と口をはさむと江田氏も笑顔に。江田氏は「僕を倒しただけじゃ党首になれない。党内のルール・規約がある。一選挙区に勝っただけでは正統性がない」と、現行の規定では現実味がないことを指摘し「税金も入っている政党はガバナンス効かないといけない」と語った。

ただ江田氏は続けて「とにかく、うちはそこまで追い込まれている、ということなんですよ。こういうアイデアを石丸さんに出していただくというのはそういうことなんですよ」と現状を分析し、石丸氏の案に理解を示した。江田氏は「追い詰められてるのにねえ、なんでこの代表選で自民党と変わりないことをああだこうだ言う」と、代表選をめぐる候補者らの発信に苦言も呈した。

加藤に「それは何で?」と聞かれると江田氏は「裏では財務省の力が強いし、何というかなあ。保守・保守だと変わりがない…うちも保守がいるわけですよ。それから中道、リベラルといる。だから保守の人は自民党と同じようなことしか言わないし、リベラルの人は左のことを言って」とぶっちゃけ。「僕はそこを弁護する立場じゃないけど、僕はそこは違いをきっちり、トランプさんとハリスさんのように出そうと思っているんですよ。『立憲民主党はなんぞや』と、2度と国民の皆さんに言っていただきたくないから、それができなきゃ、僕はこの党は終わりだと思っている」と明言した。

加藤には「江田さんは危機感あるけど、他の方々が危機感ないのは…」と重ねて問われると、江田氏は「そんなことはないですよ。特に中堅、若手、話聞いてください。本当に危機感ありますよ」と強調した。

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