杉村太蔵氏、休日「つながらない権利」に大賛成「明日の朝でいいから…」の指示は「もう最悪」

杉村太蔵氏（2021年12月撮影）

元衆院議員で実業家の杉村太蔵氏（45）が28日、テレビ朝日系「大下容子ワイド！スクランブル」（月～金曜午前10時25分）に出演し、オーストラリアで今月から施行された、勤務時間外の連絡を無視できる「つながらない権利」について賛意を示した。

杉村氏は、番組で「つながらない権利」のコメントを求められると「当たり前でしょう。これ、本当にやった方がいいと思う」と高いテンションで賛成した。「例えば、夜中に『これ、明日の朝でいいからやって』。これ10時ぐらいに来ますと、夜の10時から仕事モードになるでしょう。もう最悪」と実例をあげ「大賛成です」とした。

また街頭VTRで、上司の男性が「現場で何が起きているか分からない。そうするとお客さんに迷惑がかかる。だからどうしても聞かざるを得ない」と回答したことについても持論を展開。「ちゃんとその会社の業務を把握してないアンタが悪いでしょ。なんでそのアルバイトに聞かないと、社員に聞かないと回せないの。日頃アンタは何やっているんだ」と訴え「絶対に休みの日にはつなげてはいけない、という労働者がいますので、そこは保護してあげた方がいいと思う」と語った。

コメンテーターの萩谷麻衣子弁護士も「法律化した方がいい」としつつ「緊急の連絡はしょうがない」としたが、杉村氏はこの点も言及。「緊急なのは仕方ないとおっしゃるでしょ。でも、僕なんかずっと下で働いている人間からすると、『緊急』の定義ね」と指摘し「例えば、トイレットペーパーがない、というわけ、店長が。店長からしたら、僕がトイレットペーパーの管理（係）だったわけ。僕が保管しているところが分からなかったから電話する。僕からしたら、買ってくればいいじゃないですか、と」と語った。その上で「だからもう、ダメなダメ、ってやった方が（いい）。就業期間以外は、この労働者にはアクセスしちゃダメ、という風にしないと。そこがルールをしっかりした方がいい」と強調した。