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辛坊治郎氏「どっちもタヌキ」二階俊博氏と中国の領空侵犯めぐる発言に疑念「本当に言ったか?」

日刊スポーツ / 2024年8月28日 17時41分

辛坊治郎(2020年12月撮影)

キャスター辛坊治郎氏(68)が28日放送のニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜午後3時30分)に出演し、中国軍機による領空侵犯に対し、日中友好議員連盟の二階俊博会長(自民党元幹事長)が「遺憾の意」を示したことに言及した。

超党派の同連盟で訪中している二階氏は同日、北京で趙楽際・全国人民代表大会(全人代)常務委員長と会談。二階氏は領空侵犯に対し「遺憾の意」を示し、中国側からは意図的ではなかったとの説明を受けたことが判明している。

辛坊氏はこの話題について「二階会長、久しぶりにニュースで見ましたら、結構、う~ん、長老感出ているな、と。モノの言い方ですよね。すげえ長老感出てるな、二階さん」と切り出し「日中友好議連の二階さんが中国を訪問して、中国共産党序列第3位の人と会談する。その会談の席で、領空侵犯に遺憾の意を示した。ところが中国側は『わざとじゃないよ』って言った。それがニュースになっているわけですが」と説明した。

続けて「どっちもタヌキだったら、分からないですよ」とズバリと指摘。「『遺憾の意』を示した、って本当に言ったか?みたいな。一応、対外的にはそう発表してますけど、中国も『意図的ではなかった』って言ったことになってますけど」と前置きした上で「そんなの意図的じゃなくて…昔の慣性航法装置が付いているころの飛行機じゃないんだから」と疑問視した。最後は「GPS、中国ロシアは独自のポジショニングシステム持ってますから、そんなに大きく航路を外れることは今どきなかろう、と、そういう話ではあります」と推測した。

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