人生初の金髪、宮部のぞみ「仮面ライダーガヴ」で待望ヒロイン「助け合いながら成長しています」

「仮面ライダーガヴ」ヒロイン役の宮部のぞみ（撮影・柴田隆二）

「2019ミス・ティーン・ジャパン」グランプリの宮部のぞみ（21）が、テレビ朝日系「仮面ライダー　ガヴ」（9月1日開始、日曜午前9時）でヒロイン役を務める。このほど取材に応じ、オーディションを経てつかんだ待望の大役に「これでゴールではなく、ここから幅を広げて信頼される役者さんになりたい」と意気込んだ。

演じる甘根幸果は主人公ショウマを助ける何でも屋「はぴぱれ」の女社長。公式紹介には「みんなの幸せを願う明るくポジティブなギャル」とされている。成人式以外で染めたことのない髪の毛を、人生初の金髪にして演じ「私と正反対の役柄です。現場は新人や同い年の子が多いのでお互いの演技を見て提案したり、助け合いながら成長しています」。

18年のグランプリ受賞後、仮面ライダーをはじめ多くのオーディションを受けたが「進んでも最終で落ちたり、向いてないのかなと思うこともあった」と振り返る。現在も都内の大学に通うなど学業も両立しており「卒業したら（拘束時間の長い）舞台にも出てみたいですし、5歳の頃からモデルに憧れていたのでファッション誌やランウエーにももっと出ていきたいです！」と力を込めた。

「仮面ライダー」は約1年間の長丁場。残る撮影での展開はキャストにも知らされていないという。ヒロイン決定を機に個人インスタグラムも開設。「今回の役が楽しかったので、次も自分と違う悪い役とかをやってみたい。宮部のぞみにしか出せない雰囲気を身につけられるように頑張ります」。初々しい笑顔でスポーツ紙初インタビューを終えた。【松尾幸之介】

◆宮部（みやべ）のぞみ　2003年（平15）5月22日、愛知県出身。幼少期から蛯原友里らモデルに憧れ、15歳の時に「2019ミス・ティーン・ジャパン」受賞。22年、映画「20歳のソウル」、24年、映画「変な家」、同年、日本テレビ系ドラマ「となりのナースエイド」など出演。憧れの女優は小松菜奈。特技はピアノとトランペット、趣味はウクレレ、編み物、カメラ。大学ではフラダンスサークルに所属。7歳下の妹と8歳下の弟がいる。167センチ。