1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

「安倍さんのはい上がる力学びたい」野田佳彦氏、立民代表選出馬背景問われ安倍晋三氏に言及

日刊スポーツ / 2024年8月29日 13時35分

野田佳彦前首相(2017年10月9日撮影)

立憲民主党の野田佳彦元首相(67)は29日、地元の千葉県習志野市内で報道陣の取材に応じ、党代表選(9月7日告示、23日投開票)に出馬すると表明した。「熟慮して参りましたが代表選にチャレンジする決意をした。(野党第1党代表として)再び内閣総理大臣を目指す決意を固めたことを表明したい」と述べた。

この日は、台風10号接近に伴い日本各地で大きな影響が懸念されていることもあり「きょうは決意表明にとどめ、台風が過ぎた後にあらためて、この国をどうするか、党をどう改革するか詳しくお話しさせていただきたい」と述べた。台風接近を考慮し、代表選で訴える政策などは来週以降、あらためて記者会見を開いて説明する。

野田氏といえば、2022年7月に銃撃死した安倍晋三元首相への国会での追悼演説の内容が、高く評価された。その中で、2012年11月の安倍氏との党首討論の場で突然衆院解散を表明し、その後の衆院選で敗れ、政権を安倍氏に奪われた野田氏は、皇居で行われた安倍氏の親任式に、前首相として立ち会うため控室で同席した際のエピソードを回顧。「自分は5年で(首相に)返り咲きました。あなたにも、いずれそういう日がやって来ますよ」と安倍氏に声をかけられた思い出を、明かしていた。

この日の質疑応答では、体調不良で第1次政権を退いた安倍氏も、2度目の挑戦に勝利し長期政権を手にした経緯があることを踏まえ、今回の決断は、安倍氏のことも意識したのかと問われる場面があった。野田氏は「特に意識したのではない」としながらも「安倍さんの、どん底からはい上がる力はたくましいと思っていた。そういう思いの強さを学んで、もう1回チャレンジしたいという気持ちになった」と振り返った。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください