「水ダウ」終了デマ企画で一部放送内容に誤り 番組と「クラスター」お見送り芸人しんいち謝罪

TBS社屋

TBS系「水曜日のダウンタウン」（水曜午後10時）の公式サイトが29日までに更新され、21日に放送された一部内容に誤りがあったとする謝罪文が掲載された。

誤りがあったのは、「『水曜日のダウンタウン』終了デマ、拡散王決定戦」企画でオンエアされたVTR内で、「出演者から【虚偽の情報】を伝えた相手の一人について、【日本テレビ「DayDay.」総合演出】とナレーションとテロップで紹介しましたが、お伝えしたのはこの方ではなく、同番組を含め複数の放送局で番組制作に携わる方でした」と説明。「訂正し、お詫び申し上げます」とした。

また、同企画で驚異のデマ拡散力により「クラスター芸人」と名付けられた「R－1グランプリ2022」王者のお見送り芸人しんいちも自身のX（旧ツイッター）を更新。番組公式Xの謝罪文を貼り付け、「ほんま、すみませんでした」と謝罪した。

同企画は、ザ・マミィ酒井貴士、みなみかわ、FUJIWARA藤本敏史が「番組終了」デマを流布させる仕掛け人となり、それぞれが拡散役に指名した岡野陽一、さらば青春の光森田哲矢、ライス関町知弘に「言わないで」と口封じをした上で番組終了の情報を伝え、ねずみ算方式で「子」「孫」「ひ孫」の3世代まで、何人にデマが拡散されたかをていねいに計算し、合計人数で競った。

その中で、しんいちは森田から伝えられた情報を最大で29人もの人に拡散していたことが発覚。情報を漏らした相手は共演芸人からYouTubeスタッフなどの業界関係者にとどまらず、元サッカー日本代表の大久保嘉人、メンズエステの店員ら多岐にわたり、番組テロップとナレーションで「クラスター芸人」と名付けられていた。