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斎藤元彦兵庫県知事が“続投表明”「過去は取り戻せない」と反省も「もっといい知事として」

日刊スポーツ / 2024年8月30日 18時33分

百条委員会に出席する斎藤元彦兵庫県知事(撮影・阪口孝志)

斎藤元彦兵庫県知事(46)の疑惑告発文書問題で、県議会の調査特別委員会(百条委員会)は30日、パワハラ疑惑について斎藤氏本人に初めて証人尋問した。

委員からは「職員とのコミュニケーション不足」など厳しい質問があった。上野英一兵庫県議(71)は「知事の人権感覚は普通の人とはズレている」と前置きし、日頃、職員と接するとき、どのような心構えで接しているかの質問に斎藤知事は「いっしょに仕事しているわけなので、ちゃんと話を聞いたり、僕がこういうことをやってほしいことを伝えるという意識でいる」と語った。

さらに「知事は気の長いほうか、短気だと思っているか」には「2つの面があり、基本的には割と適当なところがあるが、仕事ではミスがあった場合、短気な面がある」。職員アンケートでは「瞬間湯沸かし器」などの指摘があることを挙げ、物事に対して、冷静に対応するように求めた。

斎藤知事がよく使う「きつく指導した」というフレーズについて「普通の人間ならこういうことを言わない。知事は県のNo.1であり、兵庫県行政の最高執行権者。だけど知事が能力や知識において、No.1とは言い切れない」と話し、幹部職員に怒鳴り散らした疑惑について「行政経験、人生経験が豊かな人に対して、普通の人権感覚があれば、怒鳴りつける対応にはならない」と指摘した。

「パワハラ体質を持っていることを自覚をしてもらわないと、こんな知事のもとで、われわれも、職員も、県民もついていけない」と厳しく追及すると、斎藤知事は「さまざまなご指摘をいただきました」と話し「仕事については厳しくさせてもらっている面はある。県政、県民に対していい仕事をしたいという思いがある」と打ち明け、「至らない面もあると思うので、職員の方への接し方、伝え方など。やってしまったことで不快に思わせてしまっているとすれば、過去は取り戻すことはできない。直接、おわびしたい」と謙虚に話した。

その上で「もっといい知事としてのあり方を、これからやっていきたい」と続投に強い思いを示した。

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