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泉房穂氏、百条委に「ある意味結論出た」斎藤知事のパワハラ否認で限界指摘「当然、不信任に」

日刊スポーツ / 2024年8月30日 19時19分

百条委員会に出席する斎藤元彦兵庫県知事(撮影・阪口孝志)

斎藤元彦兵庫県知事(46)の疑惑告発文書問題で、県議会の調査特別委員会(百条委員会)は30日、パワハラ疑惑について斎藤氏本人に初めて証人尋問した。同委員会を現地で見届けた衆院議員や明石市長を務めた弁護士の泉房穂氏(61)が取材に応じた。

「百条委員会と言っても限界がありますから、百条委員会で事実が、詳細が、明らかになるのは現実的には難しいと思っていたので、今日(予想と)そんなに違うわけじゃないですけど、改めて思ったのは、全くと言ってもいいぐらい自分自身の非を認めはらないわけですよ」

反省の思いこそ口にしつつも、パワハラは認めず続投への意欲を明確にした斎藤知事に「ある意味、もう結論出たなと思いますよね。多分、最後まで認めはらんでしょうね」と、方針が明確になったととらえた。

百条委員会についても「限界が今日で明らかになった。漫然と続けても単に時間が伸びるだけ。本人のスタンスも明らかになった。次のステージでしょうね。当然、不信任にいくんだと思いますよ」と指摘する。

不信任決議案について触れ「これで不信任しなければ県議会が責められてしかるべき。多分リコールするのは知事だけじゃなくて、県議会はリコールの対象だと思いますけどね…」とも予測した。

この日、日本維新の会共同代表の吉村洋文大阪府知事が、不信任決議案を出す可能性を示唆しているが、泉氏は「これまで結構慎重な態度かなと思ってた維新が、割にズバズバ言ってるような印象だった」。

明らかに「今日をもって方針転換」を前提にして質問していたと見て「維新は明らかに今日をもって転換する-。まさにそれをやりはった。だから、維新も次のステージに行くんと違います? ただ、辞職勧告決議に行きそうですけど、それは何の意味もない。やったふりだけですから」と機先を制した。

その上で、県議会にも「県議会としては法律的にちゃんと認められた不信任決議ってのがあるわけですから。その4分の3が決議をすればまさに状況は打開できる。あとは議会の解散という論点がありますので、そこは知事の判断ですけど」と言い及んでいた。

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