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泉房穂氏、旧態依然の兵庫県組織が「モンスター知事生み出した土壌」百条委を傍聴

日刊スポーツ / 2024年8月30日 19時19分

泉房穂氏(2021年6月撮影)

衆院議員や明石市長を務めた弁護士の泉房穂氏(61)が30日、斎藤元彦兵庫県知事(46)の疑惑告発文書問題で、県議会が開いた調査特別委員会(百条委員会)を傍聴した。この日、百条委はパワハラ疑惑について斎藤知事本人に初めて証人尋問。だが、知事は反省の思いこそ口にしつつも、パワハラは認めず続投への意欲を明確にした。

泉氏は帰り際、取材に応じ、「逆に、モンスター知事を生み出したのは、ある意味、古い県庁組織も大きい」と、指摘した。

「やっぱり1962年以降62年以上続く総務省のキャリア出身が脈々と知事であり続けたこと。全国でも珍しいのが兵庫県。兵庫県のまさにモンスターを生み出した土壌というか。みんなが『よいしょ』する文化があるから、こうなってしまったんであって、本人だけじゃなくて、県庁組織自体が本当に県民の方見てますか? とか、今の時代に合ってますか? という論点もありますから」

兵庫県組織の旧態依然とした体質への問題にも言及。「私は、県知事だけを変えれば良くなるわけじゃなくて、県庁組織自身の体質が変わらないとダメだということを改めて思ってます」と語った。

その上で、あらためてパワハラを認めなかった斎藤知事に対しての思いも口にした。

「今日は予想の範囲内。今日のご本人の開き直りというか、本当に『自分が悪い』とは全く思ってないわけですから、むしろ自分が被害者のような感じですら思ってはる状況です。多分、時間が経過しても変わらないですね」と述べた。

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