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田原総一朗氏「殺すしかないわけ?」イスラエル・ネタニヤフ首相の強硬姿勢への対応で“極論”

日刊スポーツ / 2024年8月31日 10時53分

田原総一朗氏(2023年8月撮影)

ジャーナリスト田原総一朗氏(90)が30日深夜、司会を務めるテレビ朝日系討論番組「朝まで生テレビ!」に生出演し、イスラエル問題ついて議論した。

番組では「戦争と平和」について討論し、イスラエルとイスラム主義組織ハマスの戦闘についても取り上げられた。パネリストからは、イスラエルのネタニヤフ首相の強硬姿勢を米国が止めない理由について、米国内のユダヤ人による大統領候補や政党への支援が一因とする声があがり「ネタニヤフを切ることができない」と指摘。イスラエル内に反ネタニヤフ層がいるものの、現状は「アメリカがネタニヤフを説得できない」と結論づけられた。

産経新聞の上席論説委員、乾正人氏は「ネタニヤフさんの性格からして説得できる性格ではない。そこが不幸なんですよ」と言及。すると田原氏は「ようするに早く言えば、殺すしかないわけ?」と“極論”を展開し、パネリストからは思わず苦笑いも漏れるなどざわめいた。

乾氏は「いや、だから政権交代を待つしかないということ」と返すと、田原氏は「政権交代というのは殺す、ということ」と再度主張。乾氏は「一応、イスラエルはちゃんと選挙やりますから。そこで政権交代したらようやく、ということでなかなか…」とたしなめるように語ると、「民主党も共和党もイスラエル、ユダヤのロビーから金をもらってますから。スポンサーの言うことは聞いちゃうんですよね」と分析した。一方、拓大顧問の森本敏氏は「ネタニヤフは辞めたら生きておれないですよ」と推測した。

同番組は1987年スタートの長寿番組。現在は月1回、月末の金曜深夜に放送され、10月からBS朝日に移行する。

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