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田崎史郎氏、麻生太郎氏が「主流派になれない可能性十分ある」総裁選決戦投票次第で「苦渋の…」

日刊スポーツ / 2024年8月31日 17時51分

麻生太郎氏(2023年3月2日撮影)

政治ジャーナリスト田崎史郎氏は、30日夜に放送されたBSフジ「プライムニュース」(月~金曜午後8時)に出演し、自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)で「キングメーカー」としての振るまい方に大きな関心が注がれている、麻生太郎副総裁(83)について言及した。

麻生氏は、安倍晋三元首相の盟友として第2次安倍政権を支え、菅義偉政権を経て、岸田文雄首相の後見役としても、党内でにらみをきかせてきた。その麻生氏について、田崎氏は「麻生さんが力を持てていたのは、安倍政権、菅政権、岸田政権で主流派にいたからポストが取れた。(新たな総理総裁を決める)今回は、主流派になれない可能性が十分ある」と口にした。

田崎氏は、麻生氏が最も避けたい総裁選の構図として「小泉(進次郎)さんと石破(茂)さんが決選投票に残ること」と指摘。候補者が乱立する今回の総裁選は1回目の投票で決着がつかず、上位2人による2回目の決選投票となる可能性が高いとみられる中、田崎氏は「麻生氏は、石破さんがはっきり言って大嫌い。小泉さんの能力も評価していない。その2人が(決選投票に)残った場合、どちらに入れるかは、相当苦しい」と述べ「嫌いな人とだめな人。どっちも推せないという、難しい選択に迫られる(可能性もある)」とも分析した。

その上で、仮に決選投票に石破氏と進次郎氏が進む展開となった場合について「苦渋の決断だが、麻生さんはまだ、進次郎さんの方が乗りやすいのではないか」とした上で、麻生氏が石破氏を嫌う背景に触れ「麻生さんが総理時代に辞めろ、と言ったのは石破さん。石破さんの行動は正しかったと思うが、麻生さんから見ると、この野郎、という気持ちは残る。政治は論理ではなく感情で動くことが、ままある。みなさんよく覚えている。特にやられた方は…」と述べた。

一方で「麻生さんにとって支持しやすいのは、茂木(敏充)さんか、河野(太郎)さんが決選投票に残ること。その確率がどのくらいかということ」と述べ「茂木さんに乗っかって勝てばいいが、負ける可能性もある」とも分析した。

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