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玉川徹氏「政治家としてほぼ詰んでる」「次はない」パワハラ疑惑の斎藤元彦兵庫県知事を断じる

日刊スポーツ / 2024年9月2日 9時15分

玉川徹氏(2019年7月撮影)

元テレビ朝日社員の玉川徹氏が2日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演。パワハラ疑惑で調査特別委員会(百条委員会)の証人尋問を受けた斎藤元彦兵庫県知事について、「政治家としてほぼ詰んでる」と断じた。

玉川氏はMC羽鳥慎一から話を振られると、「何で辞めないんだろう? と興味があって、ずっと考えているんですけど」と切り出した。

「お前はエレベーターのボタンも押せないのか」と叱責(しっせき)したとか、「物を投げつけた」など、職員に対するパワハラが噴出しているが、「パワハラした方はパワハラだと思わないと言っているんですけど、社会的にはパワハラを受けた方がハラスメントだという認識があると、それはパワハラだと一般的にはとらえられる。そういうことがあってもこうやって、突っ張っている。これを乗り切ったとしても、別に次に政治家になれるとも考えにくい」と語った。

さらに、深夜に職員にラインなどで指示をしていることについて、「自分が官僚だったときに、『そういうもんだ』とたたき込まれたのがあって、『マインドとして持ってほしかった』って言っている。そっちの方が異常。彼は自分の時に嫌だと思いながらやっていなかったのか。全然嫌だと思わないでやっていたから、今もやっているということなのか」と官僚体質を批判した。

今後について、「結局は百条委員会で結論が出たら従うのかもしれないが、何らかの形で法的に結論が出ない限りは、自分から絶対に認めない。そういう感覚がしみついているのかと思っています」と分析していた。

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