永山絢斗が所属事務所を円満退社で独立、23年６月には大麻取締法違反で逮捕、兄は永山瑛太

永山絢斗（2023年6月撮影）

俳優永山絢斗（35）が所属事務所「パパドゥ」から円満退社し、独立したことが2日、分かった。事務所が公式サイトで発表した。

公式サイトは「本日は、永山絢斗さんが弊社との専属契約を満了し、2024年8月31日をもちまして円満に退社する事になりましたので、そのご報告をさせていただきます」と報告した。

続けて「皆さまにご迷惑とご心配をかけた2023年の夏から、早いもので一年以上の年月が過ぎました。絢斗さんにはとても長い時間だったように我々からは思われましたが、この間の絢斗さんは、深く深く反省をしながらも、自分自身を見つめ直す事を忘れず、日々を大切におくっていたようにも見えました。そんな本人の希望に賛同し、弊社からの独立となった次第でございます」と記した。

永山は07年、日本テレビ系ドラマ「おじいさん先生」で俳優デビュー。10年、初主演映画「ソフトボーイ」で第34回日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。兄は俳優の永山竜弥、永山瑛太。

永山は大麻取締法違反（所持）の疑いで昨年6月16日に逮捕され、7月6日に起訴された。起訴状によると、6月15日に東京・目黒区の自宅で乾燥大麻約1・694グラムを所持したとしている。出演予定だったNHK大河ドラマ「光る君へ」を降板した。同9月1日には東京地裁から懲役6月、執行猶予3年を言い渡された。

▼以下発表全文

弊社のホームページを訪れていただきありがとうございました。

本日は、永山絢斗さんが弊社との専属契約を満了し、2024年8月31日をもちまして円満に退社する事になりましたので、そのご報告をさせていただきます。

皆さまにご迷惑とご心配をかけた2023年の夏から、早いもので一年以上の年月が過ぎました。絢斗さんにはとても長い時間だったように我々からは思われましたが、この間の絢斗さんは、深く深く反省をしながらも、自分自身を見つめ直す事を忘れず、日々を大切におくっていたようにも見えました。

そんな本人の希望に賛同し、弊社からの独立となった次第でございます。

長年に渡り温かい応援を賜りましたファンの皆さま、ご指導とご鞭撻を頂戴しました仕事関係の皆さまの、お一人お一人に心より御礼を申し上げると共に、引き続き永山絢斗さんへの応援をいただけますよう、我々元スタッフ一同からもお願い申し上げます。

本来ならば退社の日にご報告すべきところ、台風10号による各地への影響を鑑みて、HPへの掲載、ならびに関係者の皆さまへのご報告を数日遅らせましたことをご了承くださいませ。

◆永山絢斗（ながやま・けんと）1989年（平元）3月7日、東京都生まれ。07年、日本テレビ系ドラマ「おじいさん先生」で俳優デビュー。主な出演作品はNHK連続テレビ小説「おひさま」「べっぴんさん」、大河ドラマ「いだてん～東京オリムピック噺～」、日本テレビ系「リバーサルオーケストラ」、映画「峠　最後のサムライ」「東京リベンジャーズ2　血のハロウィン編－決戦－」など。177センチ。血液型B。