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【退団会見】宙組トップ芹香斗亜、18年「ひじょうにエキサイティング」彩風咲奈にも文章で報告

日刊スポーツ / 2024年9月3日 12時29分

退団会見を行う芹香斗亜(撮影・前岡正明)

来年4月退団を発表した宝塚歌劇団の宙組トップ芹香斗亜(せりか・とあ)が3日午前、大阪市内のホテルで退団会見を開いた。

トップ就任時から、退団は「本拠地3作」と決めていたといい、仲間やスタッフ、ファンにも感謝。ただ、発表のタイミングが、9カ月ぶり宙組再始動作だった「Le Grand Escalier」東京千秋楽後で、相手娘役の春乃さくらをのぞき、組メンバーには、「文章(LINE)で」退団を伝える形になった。

8月に本拠地に別れを告げた同期の雪組トップ彩風咲奈にも「文章で」退団を報告したといい「コロナ禍以降、なかなかコミュニケーションをとる時間がとれなくなってしまったので、(直接伝えられず)心残りではあります」。

同期では最後の1人まで残る形になり「(入団時は)まさか一番長く在籍するとは思ってもなかったので」と思い起こした。

芹香は07年入団の93期生。星組、花組とわたり、宙組へ移って、昨年6月に宙組トップに就いた。同9月29日、兵庫・宝塚大劇場で、本拠地お披露目の初日を迎えたが、団員の急死で上演は2日のみ。今年6月20日に宝塚大劇場で、ショーのみの特別公演が開幕し、約9カ月ぶりの宙組公演再開となった。

9カ月ぶりの舞台で見た景色は「初日は緊張したな、という思いしかない。今までで、18年で、最も幸せで、最もあったたかい空気を感じました」と感謝の思いを口にした。

18年の宝塚人生を思っては「ひじょうにエキサイティングな宝塚人生だったと思います」と振り返った。

退団後、自身の未来像については「ほんとにこの18年間、宝塚のことだけ、舞台のことだけ、考えてやってきましたので、まだ4月27日(退団日)までは、思う存分、舞台にぶつかりたい」と決意を語った。

劇団OGの母、白川亜樹は「よく頑張ったと言ってくれました」と明かした。

在団18年の思い出には「ほんとにいろんなことがありました」と感慨深げ。意識が変わった転機には「宝塚歌劇100周年の時でしょうか。歴代の先輩が、愛をもって劇団をつなげてくださった」と語った。

後輩に何を残したいかを問われると「どうでしょうか。何が残せたのか、この先のみなさんの活躍を見守っています」と笑みを浮かべ、宙組メンバーには「みんな、健康で心から幸せになってほしい」と話した。

芹香の退団公演は来年1月1日に宝塚大劇場で開幕する「宝塚歌劇百十周年紀念奉舞『宝塚110年の恋のうた』」「ジャズ・スラップスティック『Razzle Dazzle(ラズル ダズル)』」。本拠地3作、在位686日(1年10カ月16日)で、東京宝塚劇場千秋楽の同4月27日をもって退く。

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