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松重豊が監督・脚本・主演「劇映画 孤独のグルメ」釜山映画祭に出品 パリ+韓国での撮影明かす

日刊スポーツ / 2024年9月3日 14時41分

「劇映画 孤独のグルメ」の韓国での場面カット(C)2025「劇映画孤独のグルメ」製作委員会

松重豊(61)が、主演のテレビ東京系ドラマを監督・脚本・主演の全てを務めて映画化する「劇映画 孤独のグルメ」(25年1月10日公開)が、10月2日に韓国で開幕する、第29回釜山映画祭オープンシネマ部門への出品が決まった。配給の東宝が3日、発表した。また、根強い人気を誇る韓国でも、3月に配給、公開されることも決まった。

松重は、東宝を通じてコメントを発表。「来年1月の日本公開に先駆けて韓国釜山の映画祭で上映されますこと、誠に光栄です。また韓国でこの番組を愛していただける方が多いことも本当に名誉なことだと思っております」と釜山映画祭への出品を喜んだ。

撮影は、23年9月にパリのエッフェル塔でスタートし、今年1月に終えた。ただ、コメントの中で「ですから韓国が物語の重要な舞台になることは自然の流れでした。言葉は違えども、食べ物を通して心を通わせるエピソードは笑いとともに皆さまにお届けできること請け合いです」と、韓国でも撮影を行い、映画の舞台となっている事実を明かした。

松重は、自主映画を製作した経験はあるが「劇映画 孤独のグルメ」で商業映画の監督に初挑戦する。22年10月期のSeason10放送後「スタッフがいなくなり、立て直さないと、という課題があった。大風呂敷を広げるなら」と映画化を決意。20年に米アカデミー賞で4冠を獲得した「パラサイト 半地下の家族」を手がけた韓国のポン・ジュノ氏(54)に監督を打診も、かなわず自ら監督も引き受けた。撮影現場では、井之頭五郎を演じたスーツ姿のまま監督として「OK」など指示を出した。

五郎が食する姿を淡々と描くドラマと違い、映画は物語がないと成立しないため、ドラマも手がけた田口佳宏氏と共同で脚本を手がけラブストーリーと冒険を織り交ぜた。

オープンシネマ部門は、釜山映画祭を代表する部門で人気、芸術性に富んだ新作や国際的に評価された7作品が選出され、収容人数4000人を誇るメイン会場「釜山シネマセンター」の野外スクリーンで上映される。松重は「あらゆる意味で集大成とするべく井之頭五郎ことわたくしがメガホンをとりました。韓国の皆さん、楽しみに待っててくださいね」とメッセージを送った。

また松重自ら企画し、多彩なキャストを主人公に迎えた「それぞれの孤独のグルメ」を制作し、10月4日から放送することも発表している。松重は7月10日に都内で開いた会見で「コケたら、五郎をやるのは無理。面白くないと言われたら、この世界にいる資格はない」とまで口にしている。

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