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「政界の119番」林官房長官が自民党総裁選出馬を表明「これまでの経験、今見送っていいのか」

日刊スポーツ / 2024年9月3日 16時51分

「林ヨシマサ」だらけのボード囲まれて自民党総裁選への出馬を表明する林芳正官房長官(撮影・中山知子)

林芳正官房長官(63)は3日、国会内で会見し、自民党総裁選(12日告示、27日投開票)への出馬を正式に表明した。

「人にやさしい、『仁』の政治」をキャッチフレーズに、中長期的な少子化対策などの人口減対応や外交防衛など「3つの安心」を訴える考えを示し、「国民の共感を得られる政治を目指したい」と述べた。「議員生活30年になる。持てる経験と実績を、すべて使いたい」とも口にした。

林氏は参院議員5期を経て、前回2021年衆院選で衆院に鞍替えした。政策通で実務能力の高さで知られ、スキャンダルで閣僚が辞任した際に交代要員として登板する機会が多く「困った時の林さん」「スーパーサブ」と異名を取る。また、誕生日は1月19日で、自身でも国会答弁などで「誕生日が1月19日で、(緊急通報の)『119番』と言われることがある」と語ったこともある。

この日解散届を提出した岸田派のナンバー2で、官邸でも官房長官として、新総裁選出と引き換えに退陣する岸田文雄首相を支えてきた。

質疑応答では「(岸田首相を支えた)官房長官としては、身を引くべきとの声も出ている」と、今回の出馬を疑問視する声もあると指摘されたが、林氏は「総理は、閣僚の仕事に差し障りのない限りで(総裁選に)出てもらいたいとおっしゃった。私は内閣の一員として今も仕事をしているが、これまでの経験を使うことを、この時期に見送ることをしていいのか。仲間のみなさんと相談して決めた」と訴えた。

今回の総裁選が、派閥裏金事件からの「刷新感」が求められているとの指摘には「刷新感より、刷新が大事だ」と強調した。

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