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【王座戦】永瀬拓矢九段「藤井さんに勝てないとタイトル取れない」初防衛目指す藤井王座に挑戦

日刊スポーツ / 2024年9月4日 10時45分

昨年の再戦となった王座戦は立場が入れ替わり藤井聡太王座(左)が永瀬拓矢九段(右)の挑戦を受ける(日本将棋連盟提供)

藤井聡太王座(竜王・名人・王位・棋王・王将・棋聖=22)が初防衛を目指して永瀬拓矢九段(31)の挑戦を受ける、将棋の第72期王座戦5番勝負第1局が4日午前9時から神奈川県秦野市「元湯陣屋」で始まった。先手後手を決める振り駒は、と金が3枚出て、永瀬の先手と決まった。お互いに飛車先の歩を突いてスタートした開幕局は、角換わりへと進行した。

永瀬にとっては、絶好のリベンジのチャンスが巡ってきた。挑戦者決定トーナメントでは郷田真隆九段、菅井竜也八段、鈴木大介九段、羽生善治九段とタイトル戦登場経験者ばかりを下した。挑戦権獲得後、「運命を感じる」と話した。

これまで一発勝負の22、23年叡王戦、20年王位戦、13年棋王戦、20、21、23年棋聖戦の挑戦者決定戦、15年と21年、23年の竜王戦挑決3番勝負と、すべて負けてきた。中でも20年の棋聖戦、王位戦、28年竜王戦は藤井に敗れている。勝った藤井はすべてタイトルを獲得した。「藤井さんに勝てないとタイトルは取れない」との思いがある。

両者の対戦成績は15勝7敗と藤井がリード。ただし、最後の対決となった今年2月の朝日杯決勝では永瀬が快勝している。「月日も経っているし、藤井さんもアップグレードされていると思いますので、フラットにして戦います」。細心の注意を払って挑む。

持ち時間は各5時間。午後0時10分から午後1時まで昼食休憩、午後5時から30分の夕食休憩がある。決着は4日夜の見込み。【赤塚辰浩】

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