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茂木敏充幹事長がボヤく「アライとか、そういう名前に生まれれば…」自民党総裁選出馬会見

日刊スポーツ / 2024年9月4日 17時31分

自民党の茂木敏充幹事長(2023年9月撮影)

自民党の茂木敏充幹事長(68)は4日、東京都内で会見し、党総裁選(12日告示、27日投開票)に出馬することを正式表明した。総裁選への出馬表明は5人目。

茂木氏は東大卒業後、米ハーバード大大学院を修了。1993年衆院選で初当選するまでの間、米大手コンサルティング会社のマッキンゼーに勤務。華麗なキャリアと政界きっての頭脳の明晰(めいせき)さで知られるが、自民党内では人当たりの厳しさが指摘されることもあった。

質疑応答では、各社の「ポスト岸田」調査で茂木氏への支持が1%台とかなり低いことへの受け止めを問われる場面もあった。茂木氏は「私が目指す政権の姿や政策ビジョンを今日、お話しした。これからもより具体的に明確に打ち出し、討論会などの議論などを通じて支持していただける党員や議員、さらに国民のみなさんを1人でも増やしていきたい」と話し、今後露出の機会が増えることで支持を拡大したいとの思いを口にした。

一方で「『もてぎ』って名前じゃなければ良かったな、と率直に思っています。あいうえお順でくると、(も行は)必ず最後になってしまう。『アライ』とか、そういう名前に生まれれば良かったなと思います」とぼやく場面も。「総裁選を目指す上では、そういう思いもあります」と、知名度の低さについて持論を口にした。

茂木氏は栃木県足利市出身だが、過去に栃木県から首相は生まれていない。「いつかは栃木から総理を出したい、という地元のみなさんの思いに応えていきたい」とも述べた。

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