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笑福亭銀瓶、大物俳優と恒例の2人会 大師匠十八番の大ネタ披露へ

日刊スポーツ / 2024年9月5日 16時0分

風間杜夫と落語会を開く笑福亭銀瓶(撮影・阪口孝志)

落語家笑福亭銀瓶(56)が、桂米二(66)、俳優風間杜夫(75)との「3人会 vol2」(10月4日、大阪・朝日生命ホール)、風間との2人会「銀瓶の深川でぎんぎん!」(同7日、東京・深川江戸資料館・小劇場)を開催する。

俳優でありながら、落語をたしなむ風間。初めてテレビで客の前で落語を披露したのが1997年のABCテレビの特番「オールスターらくご発表会」だった。銀瓶は「うちの師匠が司会をしててね。僕もお手伝いに行ってたんですよ。『堀の内』って落語をされて、めちゃくちゃおもしろかった」と振り返る。

その後、2009年に共通の知人から「風間さんと2人会どうですか? 2人とも銀ちゃんだしって」と誘いを受けた。風間が「蒲田行進曲」で演じた銀ちゃんこと倉岡銀四郎が縁で交流が生まれ、近年は毎年のように2人会を開催。すっかり恒例となっている。

風間の落語は「落語家以外の人がやると、結構くさくなったりするんですけど、その辺のバランスが絶妙。僕も見つけなアカンのですけど、演じすぎず、軽すぎず。ちょうどいい具合なんです。さすが役者やなというか勉強になる。あとはとにかく楽しそう。原点に立ち返る気持ちになる」という。

75歳になった風間を「シンプルな言い方になるけどパワフル。声量もあるし、滑舌もいい。枯れることがない。お酒もマージャンも好き。そうかと思うと子供っぽいところもある。若い役者さんからも慕われてる。つねづね、僕は『ピークは80歳』って言うてますけど、こんなふうに年を取りたい」と人柄にほれ込んでいる。

2人会では「らくだ」を披露する。一門の大師匠6代目笑福亭松鶴が十八番とした大ネタ。3年前からやり始め、8月には4回も高座にかけた熱の入れようだ。「手応えを感じてきた。大阪でらくだと言えば、6代目の十八番のイメージが強いですけど、松鶴師匠や師匠の鶴瓶とも全然違う銀瓶のらくだを。銀瓶の十八番の1つにしたい」と気合が入る。

一方、米二との3人会は、昨年に続き2回目。風間が大阪で出演した舞台を2人で観劇し、その後の食事会ですっかり意気投合したのが、3人会を開くことになったきっかけ。「米二師匠と風間さんと僕が織りなすハーモニー、化学反応を楽しんでいただきたい。3人会のおもしろいのは、その時々の空気でガラッと変わったりするところ。風間さんが落語をすると知らずに見に来るお客さんも多くて、おもろいなってビックリすると思う。ぜひ見に来ていただければ」とアピールした。【阪口孝志】

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